君が愛してるぜーーー!!と叫んだ夜を、僕は忘れない【ジャニーズWEST2017tour なうぇすと福岡公演】

なうぇすと福岡公演行ってきたぜーーーーーー!!イェイイェイ!!お疲れっしたーーーーーーー!!!!!

 

最高だったっス!WESTさーーーーーん!!!!!!!

私のなうぇすとは終わってしまったので、恒例の(?)感想記事で締めときたいと思います!ここまでテンション高めでお送りしてるのは、最高に楽しかったことの余韻ッス!あざっす!!あとりゅかみちゃんのユニット曲における輩感とビジュアルの圧が凄かったことが、忘れられないせいもある。

 

では、公演内容に触れますので、以下たたみます。

 

 

 

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「らしさ」こそ君たちの誇り【A.B.C-Z新曲Reboot!!!の話】

今年5周年の節目を迎えるA.B.C-Zが、2017年一発目に出すシングル「Reboot!!!」
そのMVが明日解禁されます!!ソースはこれだ!→http://abcz.ponycanyon.co.jp/media/index.html
みんな、明日はZIP!だぞ〜!
それはさておき、この「Reboot!!!」発売情報が流れた時、こう紹介されていました。

今作はEDMサウンドも盛り込んだ今までのA.B.C-Zにはない特徴的なダンスナンバー。

EDM!!キタコレ!!
ジャニーズのEDMといえば、私の場合思い浮かべたのは、ジャニーズWESTさんの「PARTY MANIACS」コンサートではレーザーがバシバシ乱れ飛ぶ、どちゃくそかっこいいダンス曲です。
ついにA.B.C-Zも今時な曲をやるのか〜!!やべ~!!
というかA.B.C-Zの技量をして満を持して繰り出してくるEDM!今までのA.B.C-Zにはない!!ダンスナンバー…!!!!!

今だから言っていい??



期待が凄すぎて大気圏を軽く超えた。


そんな「Reboot!!!」がいち早く流れたのは彼らのレギュラーラジオ内の事でした。
ちょっと最近ラジオをサボり気味の私も、その日ばかりは携帯片手に正座待機。
そして流れてきた新曲。






え? めっちゃA.B.C-Zですやん…!!=絶妙にダサい!!(※これはこれで褒めてます)

正直、EDM…????と頭に疑問符浮かべまくってしまった。今までのA.B.C-Zにないどころか、めちゃくちゃA.B.C-Z!!!!!むしろA.B.C-Zの要素特盛!!期待した方向と違うけど!!
これ、A.B.C-Zの曲に馴染みがない方は全然ピンとこないことを百も承知で書きますけど、A.B.C-Zっぽい曲ってこう、どことなく昭和っぽい空気感があると私は思っていて、私的にはどこか懐かしいような、おそらく二十歳前後の方が聴くとちょっと古臭いと感じられるようなメロディじゃないかなと、まあ、今の時代に売れそうかどうかっていうと、うーーーーーんって考え込みたくなるような曲なんですね。音だけ聴くと。
でもこういう曲で、A.B.C-Zがパフォーマンスしますってなった途端、曲がキラキラするんですよ。めちゃくちゃポップなアイドルソングに変わるんですよ。すでに年越しのカウントダウンTVで、パフォーマンスは披露済みですが、これがまた!アクロバットに次ぐアクロバットで!!
めちゃくちゃA.B.C-Zだったわけです。期待通りに。期待以上に。

最初の紹介文に戻りますが、今までのA.B.C-Zにないダンスナンバーという文を見た時、ひょっとしたらA.B.C-Zはアクロバットをそんなにもうやらないんじゃないかな?と思ったんです。A.B.C-Z担が心底惚れ込んでる「Fly a Flag」のように、ダンスで勝負する、ダンスで魅せる、そういうある意味「A.B.C-Zらしくない」境地を開いていくんだと思いました。そしてそれをやれる、踊りまくって余りある技術とパワーと併せる5人の呼吸を持っている。でも、蓋を開けたらその逆で、どこまでも愚直に真っ直ぐ「A.B.C-Zらしさ」を貫くという選択を、彼らはしたんだなあと思いました。その戦い方は、戦略は、もしかしたら賢いものじゃないのかもしれません。でも、それでも、時代の求めるものではなく、どこまでも自分たちらしさを貫くというプロの矜持が、私は震えるほどかっこいいと思いました。

まあ、A.B.C-Zがやればなんでもカッコよくなるんですよ。だってA.B.C-Zだよ?世界最強のGREAT5だぞ!(モンペ)A.B.C-Zは最強って、自担橋本良亮が言うから、それは私の中で絶対で、揺るぎない。
河合くんが、去年の一万字インタビューで言っていたこと、私はA.B.C-Z担として忘れたくない。

--ただ今でも、もっと評価されていいんじゃないかってフラストレーションはあったりする?
「ありますよ。あるけど、それに対しての反発みたいな態度は絶対に取らないってのが、自分たちのプライドで。“こんなにやってるのに、なんでわかってもらえないのかな”って感覚は、Jr.時代は特にありましたけど。でも全力でやるだけというか、必ず誰かが見てくれているし、見てくれたからA.B.C-Zの今があるんで」
myojo 2017.1月号

彼らがそれをプライドだと言うなら、私もそれに倣いたい。忘れたくない。ただ、わかってもらえないってふて腐れる前に、自分にやれることをやるだけだ。
らしさを貫くデビュー5年目のA.B.C-Zが送る新曲「Reboot!!!」ぜひチェックしてみてください。くどいかもしれないけどZIP!をみてくれ!話はそれからだ!(もし内容が変わって流れなかったら本当にすまない!!)そして、ちょっとでも凄くない?なんだこれ?意味わからないでもすごい…、と思われましたら、ぜひ予約を。私の予感ですけど、Reboot!!!はコンサートでさらに化ける曲だと思います。コンサートで客席が一緒になって育てていく曲じゃないかなと思うので、今からみんなで聴きまくって、その時がきたらみんなで「Reboot!!!」ってコールしたい。
A.B.C-Zの5周年が、もっともっと盛り上がるといいなと願って止みません。MVのバックにはsnow manもついてくれてるよ!豪華じゃん!!何卒、よろしくお願いします!!

相葉さんが泣いちゃった

明けましておめでとうございます!
新年一発目からこのタイトルもどうなんだって感じですが、書きたい気持ちがどうにも収まらないもので、ぽつぽつiPhoneに向かう始発電車です。

去年はJUMPのカウコンに行っていたのでリアタイ出来なかった紅白歌合戦
今年はなんとしてもリアルタイムで見届けようと頑張りました。
始まるまでの1ヶ月、各所で緊張する、練習させてと繰り返していた相葉さんですが、オープニングからその緊張は私には全然見えなくて、堂々と話を回し、時に有村架純ちゃんをフォローし、終始和やかささえ感じさせる司会っぷり。素晴らしかったし誇らしかった。

そんな相葉さんの表情が険しくなったのは、大トリの嵐のパフォーマンスに入る前、5人で横並びになった時でした。黒目がちな瞳がうるうるになってきて、その後のメドレー、前半は曲のテンションに助けられたのか持ちこたえたものの、最後のONE LOVEになるともう限界で、ギュムッと口を結んで眉間に力を入れて、泣くまいと堪えるあんな相葉さんを見たのは、2007年timeコンのオーラス映像以来です。一時期潤くんとそろって泣き虫コンビなんて呼ばれていましたが、近年コンサートのオーラスで泣きそうになってるのは、どちらかというと潤くんや翔ちゃんの方でした。相葉さん、メンタル強くなったんですよ。本当に、感情のコントロールが昔と違って格段に上手くなって、昔だったら泣いてたんじゃないかなって場面も笑顔のことが多かった。
そんな相葉さんが、しかもパフォーマンス中に、もうほとんど泣いてるような顔になって、テレビの前で私も唇をぎゅっと噛みました。
間奏ですれ違いざま、ニノが最初に気づいて、あちゃーって、それもまた珍しくて、隣にきた大野さんも相葉さんの様子に気づいて、ちらっと相葉さんを見る目がこの上なく優しくて、その後は、回っているレポートや映像の通り、涙が伝染しちゃった嵐みんな、目を赤くして終わった記念すべき紅白歌合戦

ああ、嵐だな、すごく嵐だなと思えた最後でした。
あれが大トリじゃなければ、相葉さんも泣かなかったんじゃないかな。ここまできたっていうちょっとフライングの達成感が、嵐と再会?したことで、安心しちゃって緩んでしまって溢れちゃったのかなあ。それだけすごい緊張とプレッシャーを背負って頑張った相葉さん、本当にお疲れ様でした。
志村さん、見てくださったかなあ。

周りで助けてくださったスタッフ、出演者の皆さん、ありがとうございました。お疲れ様でした。
テレビの前で応援したジャニオタの皆さんも、お疲れ様でした。
2017年、良い年になる予感しかない。
相葉さん、今日はゆっくり出来るといいなあ。もう、15時間くらい寝ててほしい笑

ジャニーズの皆々様、今年もよろしくお願い致します!

点と点を結んで生きる 【2016年まとめ】

私は「一人」が好きだ。

休日も大抵一人だし、映画もご飯も一人で行くし、遠征だって一人で札幌ドームまで行った。誰もいない静かな部屋で、大好きなアイドルのコンサートDVDを見たり、本を読んだり、考察を捏ね繰り回して、こうしてブログを書いたりする、私の時間が大好きだ。

 

思い起こせば物心ついた時から、ずっと私は「1」だった。

私の実家は福岡の田舎の町外れにあって、近くに同級生はいなかった。放課後、誰かに気安く遊びにおいでよと言えないほど、学校からも遠くて、帰宅するだけでくたくただったし、自分から遊びに行こうという気にもならなかった。遊び相手は三つ下の妹だけだった。ずっとそれが私にとっての普通で、中学生の時、初めて休みの日に友達の家に遊びに行った時はとてつもなく緊張したのを覚えている。友達の家に初めて外泊したのに至っては大学生になってからで、四年生の頃、卒論の追い込み時期に家まで帰るのがしんどくて(私は福岡の実家から佐賀の大学まで毎日特急電車で通っていた)、何回か同じ研究室の子の家にお世話になった。

小学生の頃、そういう家が遠い、周りに同級生がいない、というのもあって、教室にいてもいつも自分だけが「異物」のような気がしていた。周りの子たちは、田舎によくある親同士が親戚という子たちも多くいて、そうでなくても地域ごとのコミュニティが完全に出来上がっているのを、子供ながらに感じていた。いわゆる、幼馴染、という仲良し集団がたくさん乱立していたのだ。そこに異物の私が馴染めるわけもなかった。みんな仲良しだったけど、きっと今にして思えば、誰も私に本音は話していなかっただろうし、私も誰にも本当のことは言えなかった。あの頃も、今現在も、私に親友と呼べる存在はいない。そして、それを寂しいとも思わない。思えない。だってずっと「1」であることが普通だったから。

 

それはジャニオタになってからもそうだった。

私が嵐担になった頃、高校時代に嵐が好きと言っていた同級生の子達とコンタクトをとるようになって、よく一緒に遊んだ。元々4人のグループで、そこからさらに二人ずつに分かれていて、その二人ずつも「相方」を公言するような超絶仲良しペアという組織図だったところに私が飛び込んだせいで、必然的に事ある場面で「2・2・1」という構図になった。さらに私が入ることで二人の出来上がっている空間を邪魔しているような気がして、この頃のなんとも言えない孤独感は忘れられない。せっかく一緒にいるのに、私はずっとそこにいないみたいだった。それに加えて、四人には共通の参戦履歴があるのに、私にはないから、その話をされるのも精神的に辛かった。あの時のコンサートでさー、○○が××してどうのこうのだった、あーあったねー楽しかったねー、みたいな。自ら過去のレポートをネットで探して調べて吸収するのと、直接口から聴かされるのは訳が違った。私だけがそこにいなかったという事実がもたらす疎外感がすごかった。今思うと、ただ単にこういうことがあったんだよ、って教えてくれようとしたただの親切心だったのかもしれないけれど。

そんなこんなもあって、私は徐々にそっと、そのグループから離れた。嵐のチケットの取り辛さを考えると、協力し合うのが最善というのは分かっていたけど、耐えられなかったし、一緒にいる時にそういう話をされても辛い、という本音を口にすることは、私には無理だった。なんて人付き合いが下手くそなんだろうと思った。他の人は、仲良しの子にはこういうことをちゃんと言うんだろう、そしてそこから親友とかいう存在になるんだろう、でも私にはそれは無理だった。どうしても、本音なんて口に出来なかった。それを言ったら、空気を壊す。私一人の感情が原因で、四人を少なからず傷つける、そう思うと出来なかった。みんなどうやってそれを飛び越えていくの?わからない。親友って何。何でも話せる相手ってなに?親にだって、本当の事なんて今まで口にしたことがないのに。

もうジャニーズ関係で、特定の仲良しを作るのは止めよう、と決めた。全部一人でいいやと思った。一人がよかった。ずっと一人だったから。

私の嵐の名義は、比較的よく頑張ってくれている方だと思う。10周年から先は相葉さんの舞台「君とみる千の夢」とLOVEコン、japonismに当選した。入会してから一度も当たらない名義もある中で、近年は二年に一回の当選を果たしている。快挙。しかし裏を返せば、2014年までは、一年に一回も現場がない、なんて年も珍しくなかった。今年は、その反動の様に現場に行きまくった一年だった。

 

 

総括として思うことは、非ジャニーズの舞台が実は苦手かもしれない、テレビ番組を見るのがしんどくなった、誰かと一緒も悪くない、という三点だ。

 

まず舞台のこと。

今年はコイベビや寝盗られ、市場三郎、ジャニフワなど、かつてないほど舞台を見た。どうやら私は、あの舞台の短い時間だけで、話を整理し、登場人物の気持ちを汲み取り、そして自担の活躍も確認して、という同時多発的な情報を受け取る力が弱いことがわかった。自担がいなければ、割とフラットに全体を見られるし話にも集中出来るので、大丈夫なところもあるけど、応援屋とかは特に、話のメインとは関係なく、バックで自担が歌ってるシーンとか、ちょっとどうしたらいいのかわからない!と思う場面もあって、舞台経験値の低さが露呈したように思う。話に集中すると自担を見てられない、でも自担を見たい。でも自担見てると登場人物の感情の動きがわからなくて、話が頭に入ってこない。回数こなせば、もっと楽しめると思うんだけどなー、いかんせん、何度もその為だけに遠征出来るわけでもないし、この部門は割と2017年も課題かもしれない。

その点、ジャニフワのようなザ・ジャニーズという舞台は、どちらかというとショーなので、ストーリーもあってないようなところがあるし、コンサートに近い感覚で見ることが出来るので、肌に合っている、と感じた。考えるより感じろ、の世界。ああ、アイランドがとても楽しみです。

 

テレビ番組に関しては、そのまんまだが、バラエティ、ドラマ問わず、見続けるのがなんかもうしんどいというか、面白い!と感じることが少なかった。それと、アイドルと今を一緒に生きていきたいのに、こういうメディアってアイドルの過去なんだよな、と思ってしまって。収録されたものだから仕方ないというか、当たり前なんだけど、今を目撃したいのに、割と時間のほとんどを過去の収集に消費してる、とか思ってしまって、下半期はあまり力を入れて見られなかった。同じ過去なら円盤を見てた方がいいかなとかも思ったし、私が見たいものは地上波のバラエティ番組の中には、もうあまり存在しない気がする。もちろん、頑張ってる子たちの頑張りの結果は見届けたいので、録画はするだろうけど。うーん。2017年は音楽番組だけでいいかもなーとか思っているところ。

 

最後。なんだかんだ、今年のコンサートで完全に一人で入ったのってサマステ、ハシツア、JUMPコンぐらいで、後の現場は誰かと常に一緒だった。その時、その場の為だけのお付き合いの人もいれば、ツイッターで長く交流があって、やっと現場でお会いできた人もいたし、はじめましてじゃない人もいて、でもどれもすごく、本当にね、すごーく信じられないくらい楽しかった。

ずっと「1」だったけど「2」も悪くない、誰かと一緒に入って、終演の後、ぽつぽつ答え合わせをするみたいに感想を言い合って、またどっかの現場で、と言って別れる。点と点を結ぶような、刹那的だけどたしかに続いていくであろうこの関係って、悪くない、そう思えたっていう事実が、なんだかとても嬉しかった。ずっと抱えていた、一人でいなくちゃいけない、一人が一番いい、という呪いみたいなものが解けたなと感じられたのが、今年一番の収穫だった。来年は味を占めすぎて出会い厨みたくなるかもしれない。

 

来年の抱負としては、相変わらずいろいろ現場には行きたいし、遠征もすると思うけど、いつも現場に必死になりがちで、観光とか現地の美味しいモノとか、すっ飛ばして生きてきた人生なので、現場以外の楽しみをどうにか行程に捻じ込んでいけたらなーと思う。

今年が新天地開拓年だとしたら、来年は拓いた土地をもっと豊かにするような年になればなと。情報の取捨選択も、もっとばっさり、身軽にいきたい。現場のような一次情報を大事にしたい。メインはJUMP10周年と、A.B.C-Z5周年かなー。この一、二年がターニングポイントになりそうなSexy Zoneも着実に見ていきたいし、WESTさんはいわずもがな。今年とあまり変わらない予感しかないな。

 

最後に、ツイッターで、現場で、このブログで、お世話になったみなさん、出逢って下さった方全員に、来たる2017年、良い事ばかりがありますように。

 

アップデートした僕らは 【ジャニーズWEST 1stドームコンサート 24から感謝届けます】その2

ずっと書きたい、書きたいと思いながらやっと仕事を納めた本日、Wordを開いて思いました。何を書こうか。ずっと、考えていたこと。胸の中に確かにあるのに、全然形にならない、よくわからない感情。

いつもコンサートが終わると、ロスだー!と自分でどうしようもないくらい、早く次のコンサートに行きたい!!出来るだけ早く自担に会いたい!出来るだけ早く円盤をくれ!!となるのに、今回のジャニーズWESTの1stドームコンは違いました。

なんだろう。このすっきりとした晴れやかな気持ち。コンサートでもらったたくさんの元気と笑顔が、そのままみるみるうちにこの体に吸収されて一つになって、私の心と体をぐんぐん動かしている。底のない動力源を手にしたみたい。こんなことは初めてで、この気持ちに何と名前をつければいいのか、分からないでいます。

 

楽しかった。楽しすぎた二日間。喉は千切って捨てて下さい!!と重岡君に言われた通りに、力の限り声を出して、歌って踊った三公演。楽しかった。言葉が追いつかないほどに。もしも、あの日に戻してあげるよと言われても「あ、それはもう大丈夫っす」と言えてしまうくらい、その瞬間の自分を全力で生きた、悔いは何一つない、私にとってあの京セラドームでの時間は、そういう時間だったように思います。

 

忘れられない美しい景色を、いくつも見ました。

「ええじゃないか」の“パッと花吹雪”で一瞬、薄紅に染まった会場の照明。

一斉に揺れる七色のペンライト。

感情のままに零れていた笑顔。

堪えきれずに頬を伝った涙。

闇を切り裂くような白光の中、躍動していた七つの体。

 

こういうコーナーはあるだろうと期待した曲も、これはさすがにツアーじゃないか、と思っていた曲もふんだんに織り込まれた、出し惜しみしない、という事前の言葉通りの、そして、私が予想していたより遥かに練りに練られた、豪華なセットリスト。

「ええじゃないか」から続くシングル曲の流れは一発めえコンを、「SCARS」「Can’t Stop」「アカンLOVE」の部分はパリピポコンを、「ホルモン」や「ラッキィスペシャル」は今年のラキセコンを彷彿と思わせる演出で、その時その場にいた感情がわっと蘇ってくると同時に、あの時その場にいたかったと心のどこかで思っていた寂しい気持ちが、あっという間に拭われていました。

ジュニア時代の曲のコーナーは絶対あるだろうと思っていて、でも私は彼らのその時代を知らないから、どんな気持ちになるんだろうって不安だったんですが、その瞬間の会場のちょっと悲鳴じみた、あるいは押し殺すような歓声をきいて、ああ、やってくれて良かったなと思いました。なにより、パフォーマンスする彼らが、とても楽しそうで、ちょっと今より幼かったであろうその頃に一瞬、帰っていたような気がします。初日に隣にいた御嬢さん、たぶん重岡くんの挨拶でぼろ泣きしてたので重岡担だと思うんですけど(まあ私も負けず劣らず泣いていたのでそうとも限りませんけど)、その御嬢さんがDial upがかかってから、持ってたタオルを顔に押し当ててずっと泣いてて、その子の体から、今日までの彼女が応援してきた日々の記憶や感情が、ぽろぽろと零れているみたいでした。思い出や歓声に質量があるのなら、もうとっくに京セラドームは内側から吹き飛んでいるんじゃないか。そう何度も公演中に思いました。

 

 

 

重岡君は、初日より二日目の一部、一部より二部と、どんどん笑顔になっていって、オーラスではただただ「楽しい!!」っていう気持ちのままに笑っていたように見えました。重岡君がよく言う「ゾーンに入った時」の顔をしていたように思います。カメラに抜かれるどの瞬間も、満面の笑みで、その笑顔を見るにつけ、私も「楽しいねえ、よかったねえ」と思って、笑って泣きました。泣きたいわけじゃないのに、重岡君のあの笑顔を見たらねえ、涙が出てしまうんだよ。

 

――悩んでた期間、やめたいと思わなかった?

「1回も思わなかったです。1回も。絶対、やめないって思ってましたから。僕、捧げてきたんで、ジャニーズに。人生も、青春っていう青春も全部。ほかの道なんて存在しなかったし、この世界がなくなることが怖かったんで」

Myojo 2015年2月号

 

一万字の重岡君の「捧げてきたんで、ジャニーズに」その言葉が、頭の中をぐるぐるしてました。重岡君が捧げてきた全部に意味があって、今日この瞬間に続いているんだなと思って泣いて、そんなことを思っていたら、初日の挨拶で重岡君は、こんなことを言いました。

昔、ジュニアの頃、先輩のバックでこの京セラドームに来た時、暗幕の隙間からステージを見ていた、と。あの日の自分が、あそこから見てるような気がして。

そう言って、客席の向こうの過去の自分に、おどけて笑って手を振ってみせた重岡君にまた泣いてしまいました。重岡君は、一瞬一瞬の積み重ねが未来を創ることを強く意識している人なんだと思います。

 

「失敗から学ぶこともあるし、自分がベストを尽くしたことなら、反省はしても後悔にはならへん。ヘコんだときに引き上げてくれるのは、未来の自分やで」

duet 2016年5月号

 

重岡君はいつも、未来の自分を見ているんだろうと思います。さまざまな現場で、先輩たちの背中を見るにつけ、そこに並び立つ、未来の自分が見えているんだろうと思うのです。

京セラドームのあのステージの上から、重岡君が見た次の景色は、未来の自分は、どうでしたか? いつか、どこかで教えてくれると嬉しいなあ。

 

神ちゃんはオープニングで着ていた赤衣装が爆発的に可愛くて、初日座席でひっくり返りそうでした。耳…!耳ある!!もふもふ!!!! 衝撃的すぎて、割ともふもふの記憶しかないです。あとSCARSの綺麗に伸びるフェイクの声が絶品だった~!ずっとあれだけ聴いてられると思いました。アカンLOVEのサビで上体を反らし気味にバッキバキに踊ってたのも、君の腹筋と背筋はどうなってるの?!体幹の!強さ!!!!!と思って大好きでずっと見てました。楽しかったねー。

オーラスのWアンコで、中央の花道を重岡君と爆走していくのを見て、かみしげが!すっごいかみしげ!!(語彙力3)と声にならない悲鳴を上げてました。あんなすごいかみしげ初めて生で見た。一瞬、子供に返ったように、はしゃぎ倒す二人を見ていた時のオーラスの醍醐味を見ている感が凄かった。ジュニアの頃、同じ電車で帰っていたかみしげが、今はドームで一緒に並んで走ってきゃっきゃ笑っている景色は、ちょっとエモすぎてわけがわからなかったです。

そして、「CHO‐EXTACY」のラップを歌いながら、花道を行く先頭の神ちゃんの姿は、2017年一発目からドラマという個人仕事に出ていく姿と重なりました。WESTの次の幕明けの先陣を切っていく神ちゃん。かっこよすぎ。

 

濵田さんはもうね、これに尽きるといったらあれですけど、濵田さんの歌うセクサマ、めっちゃ笑いました。なんならしばらく次の歌が耳に入ってこないくらい。今もあの一連の流れを思い出すだけで笑えます。私に笑いという潤いをありがとう。本家のセクサマをしばらく笑わずに見る自信がありません。ポップアップの高さと美しさに驚き、ものまねの上手さに驚き、アクロバットの華麗さに驚いて、濵田さんへの好きがぐぐんと上がった二日間でした。何でも出来る人だなーと思ってましたが、ものまねにしても、演技にしても、歌にしても、濵田さんの持っている技術がどれも一級品だから、WESTとして出来ることの幅が広がっていくんだなーと、改めて感じました。小瀧君が言うように、あなたこそ、WESTの縁の下の力持ちであり、人生経験の豊富さからいって、精神的な主柱なのだと思います。

最後の最後、みんなで一本締めをする前に濵田さんが言ったこと、一生忘れられないです。

「この景色は、カメラで撮らないでおこう。また、肉眼で見に来よう」

それはすべてのファンとジャニーズWESTがあの瞬間に交わした約束に他なりません。他のドームにも行きたいのだと、次のドームをさらりと、でも、はっきりと口にしてくれた濵田さん、好きしかない。

 

淳太君。締めの挨拶でこちらの膝を気遣ってくれる優しさ、ありがとう。

初日の挨拶で、この場所に立つことはないんやろうな、と思ってました、と過去の本音を零した淳太君。逃げたくなる日もあったけど、もう逃げないと言ってくれた淳太君。俺らアホやけど、男やから絶対約束は守ると言ってくれた淳太君。淳太君の可愛らしい部分が終始だだもれで愛しさしかありませんでした。

オーラスの挨拶で「もう泣くな!泣きたい気持ちは分かるけど、泣くのはこれが最後」と淳太君が言った瞬間、WESTがデビューするまでの7人の日々に、鮮やかに幕が下ろされた、そう思いました。そして、ジャニーズWESTがデビューしてからの二年八ヶ月に、一つくっきりとコンマが打たれた様に思います。同じ歩幅で、と言ってくれるアイドルは数あれど、置いて行かれそうになる子がおったら、その手を取りに行くから、とまで言ってくれたのは淳太くんだけです。半端じゃない覚悟を背負った言葉です。めちゃくちゃ淳太君だなあと思いました。そういうところが可愛くてかっこよくて、淳太君がジャニーズで、WESTにいてくれて良かったと心から思います。たくさん悩んで考えて作ってくれたであろうセットリスト、本当にいっぱいの愛を受け取りました。ツアーのセットリストも楽しみにしています。これからもよろしくお願いします、私たちのブレイン様。

 

照史くん。初日でほぼ全員の予想通りに泣いた照史くん。好きしかない。

オーラスの挨拶で、小瀧君のこと、何があっても絶対守るって言ってくれたのが、本当に本当に嬉しかった。ああ、もう大丈夫って思いました。私の危惧するところはもう何もかも大丈夫だ、任せたわ、と思いました。ジャニーズWESTはもっともっと大きくなる。照史くんを見ているとふと、そんな予感に胸がいっぱいになることがあります。繊細で寂しがり屋で、なんかちょっと情緒不安で、心に闇抱えてると思われがちな照史くんですが、伝えるべきことを表に立ってバシッと伝えられる技術と心の強さは、WESTにとって強みだなあと思っています。あと、神ちゃんや濵田さんの方が対外的にダンス上手い人ってイメージが強いような気がしますが、私は実はWESTの中だと照史くんのダンスが大好きだったりします。ソロパートが多いが為、映像ではあまり踊ってるところが残らないのが寂しいというのが正直なところです。あの適度な重量を感じさせる体が、それを裏切るみたいに軽やかにステップを踏んでいるところを見るとドキドキするのです。2017年はもっともっと、踊る照史くんが見られますように。

 

流星君に関しては、まさか流星君の涙を見られるとは思っていなかったので、流星君が泣いた、という事実だけでおなかいっぱいになってしまった感があります。白い頬を伝う涙が宝石みたいに綺麗で、もふもふした衣装の袖でそれを拭う仕草は破壊的に可愛らしくて、いろんな感情が死んだあの瞬間。

初日、ペンライトの海に圧倒されたのか、「100% I Love You」で自分のパートを歌い忘れた流星君。嵐のTimeコンオーラスの東京ドームで、外周トロッコの上、お手振りに夢中で服脱ぎ忘れて潤君に怒られてた相葉さんを彷彿と思い起こさせました。うん。ファンはタレントに似るっていうしね。初日は終始いつもよりぽやぽやしているような気がして、なんだかすごく可愛かったです。

流星君のことを書こうとすると、顔が綺麗だった、かっこいい、珍しくかわいかった、でだいたい終わるポンコツな記憶すぎる…。

 

小瀧君。いつか、君が見た夢が叶う、その瞬間に立ち会えたことを、担当として嬉しく思います。

小瀧君を担当にすると決めてから、初めての現場でした。11ヶ月前、マリンメッセで見た小瀧君はまだ19歳で、そしてドームのステージに堂々と立っていた小瀧君は20歳で、そのたった一つの差を、まざまざと見せつけられた公演でした。

もう「可愛い」を武器にした小瀧君は、そこにはいませんでした。(なんとなくだけど、今後のグループの可愛い担当はかみしげな気がする…なんとなく)どの瞬間も、めちゃくちゃにかっこよかった。もの凄いスピードで、君は大人になっていくんだなあと思って、でもそこに寂しさは無くて、ただ喜びと誇らしさがありました。体つきも、筋肉も、これからどんどんついていってしっかり体が出来上がっていくにつれ、きっともっともっとダンスは良くなっていくだろうし、お歌も間違いなく上手くなっているのは「なうぇすと」を聴けば分かります。顔がとんでもなく大人っぽくて、頭の回転も早いもんだから、私は時々君のことを、淳太君や濵田さんと変わらないような年齢に見てしまうけど、やっぱりまだ20歳で、体だって心だって、まだまだ変わっていくこれからの10年を、しっかりこの目に焼き付けようと思いました。

 

小瀧君と言えば、今年の誕生日の後のなにわぶ誌(ジャニウェブ内のメンバーブログ)で、メンバーやファンに向けて、自分の素直な気持ちを綴ってくれたことが、一番印象的です。

これまでのこと、これからのこと、きっとずっと大切に握ってきたであろう大事な気持ちと記憶。

小瀧君は自身の一万字インタビューで、入所後のことをこう言っています。

 

――やっかみとかもあったんじゃない?

「ま、あったんじゃないですかねえ。何年もバックをやって、そこから上がっていくのがフツーなんで。なのにパッと入ったヤツが、いきなりマイクを持って。正直、キツイ視線で見てくる人もいましたけど、気になんなかったっすねえ」

myojo 2014年12月号

 

でもこれは、君の優しい嘘でした。

入ったばかりの時、あることないこといっぱい言われて、嫌われてばかりで、くじけそうになった、と君はあの日、ジャニウェブに書いてくれました。

気にならなかったなんて、そんなことはなくて、だってあんなに優しい君が、人の心の機微に敏感な君が、他人から向けられる悪意に気づかないわけがない。傷つかないわけがない。でもそれでも、アイドル小瀧望として、言わなくていいことは決して口にしない、どんなに甘えたキャラであっても、どんな物事でも、最後の大事な部分は、自分の人生である以上、自分でやらなくちゃいけないこと、決めなくちゃいけないことはちゃんと分かっている、聡くて強くて、優しい人。

あまりにも真っ直ぐで、どっしりしていて、この世のどんな悪意も、きっと君を傷つけることは出来ないと、私はあの日のジャニウェブを読んで、そう思いました。

君の中の、正しさと優しさとみんなから注がれる愛情で燃え続ける七色の灯火を、消すことは出来ない。何人にも、出来はしない。だから、これから先、何があっても、君は絶対大丈夫だと信じています。

 

小瀧くんはこの二日間の公演で、かっこいいダンス曲のサビやアウトロで、センターにいることが多かったように思います。かっこいいパートで抜かれたり、うっとりするようなフレーズを任されたり、そういう瞬間も多かったように記憶しています。半分くらいは小瀧担としての贔屓目で、ずっと小瀧君ばかり見てるからでしょうけども。でも、踊る小瀧君を見て、「one chance」で“アップデートした僕らは”と歌う小瀧君を見て、ああ、小瀧君の時代がくるなあと思ったんです。完全に担当としての贔屓目です。CHO‐EXTACYで神ちゃんを先頭にして花道を行くとき、神ちゃんとすぐ後ろについたツインと、さらにその後ろに控えたお兄ちゃんたちと、あの形が、WESTの次の景色へ向かう形なのかもしれないなんて思いました。

新しい道を開き、新しいファンを作っていく先頭の三人と、どんな風が吹いても揺るがない盤石の基盤をきっちり固めてくれるお兄ちゃんたちと、そしていつの時も、重岡くんがセンターで笑ってくれれば、どんな曇り空も晴れに変わる。そんな気がしています。

 

 

さあ、次はどんな夢を見ましょうか。

淳太君が今月のmyojoで、夏生まれが5人もいて、夏の曲もけっこうあるのに、夏に何もやったことないから、2017年は何かしらやりたい的なことをちらっと言っていて、それなんてオタクと同じ意見…!と思ってワクワクしました。やっぱりあなた、私たちの自慢のブレインだ!

2017年も君たちの夢が、一つでも多く叶いますように。

人生最高のクリスマスを、ありがとうございました。

 

燦然と咲き誇れ【ジャニーズWEST 1stドームコンサート 24から感謝届けます】その1

これ、初日が終わって書いてます。公開するのは全部終わったらですけどね、もう書かずにおれるかコンチクショウ!!って感じ。鉄は熱いうちに打とう!!みたいなね!

セトリは仕事人の方々にお任せするとして、私が今回のこの1stドームコンサートで思った事は、関西ジャニーズっていうのは、やっぱり松竹座なんだなーってことです。良くも悪くも。松竹座にどっしりと根を下ろした大きな樹。
閉鎖的でコンサートや舞台といった仕事の数が東京に比べて少ない、というのはデメリットなんですが、でもそれ故に、アイドルとファンの絆は比べ物にならないくらい強固なんですよね。私はジャニーズWESTの松竹座時代を知らない人間なので、全くの外野として見ていた部分もどこかにあって、でもだからこそ、最後の「ラッキィスペシャル」と「バンバンッ!」のくだりで涙腺がぶっ壊れたわけなんですけど。

この二曲に限らず、ジャニーズWESTの定番曲って松竹座から培われてきたものが多く、その時の客席の一糸乱れぬ動き、完璧なC&Rはとてもデビュー三年で作り上げられるようなものじゃないんですよね。
よく、ファンがアイドルを育てる、とは言うし、ファンの叱咤激励、愛あるダメ出し、ファンレターを糧に一人前になっていくアイドルの成長を見守るっていうのは、ジャニオタをやっててよかったって思うことの一つだし、彼らもお客さんに育ててもらったなんて言いますけど、ジャニーズWESTはどこか、彼らがファンをそういうふうに育ててきたんだなって思ったんですよね。だから彼らは私たちの望むもの、これが見たい!という曲や演出を、バチっと決めてくる。さらにその上をいく。なぜならきっとファンの方が、そういうふうに育てられてきたから。ジャニーズWESTは恐ろしいほどに圧倒的なイニシアチブ(というとちょっと強い言い方かもしれませんが、ようはライブの進行や盛り上げ方が非常に上手いということですかね)をファンに対して持っている稀有なグループである、と私は度々感じるのですが(そしてそれこそ私が感じる絶対の信頼感なんですけど)それの答えはこれじゃないかと閃くように思ったのです。

彼らがあの松竹座でデビューを夢見て、必死にやってきたことって、ファンの子という一つ一つの種のような存在に、愛と感謝と笑顔を注ぎ、綺麗な花を一緒に咲かせましょうと、互いが互いを希望という花として育てあうことだったじゃないかなって、バンバンッ‼︎を聴きながら、そう思ったんですよ。

あの揺れる一つ一つの光は、ジャニーズWESTから愛情を大事に大事に注がれて育ってきた花そのもの。そんな客席の私たちに彼らは歌うんですよ。君にありったけラッキィを届けたい、そのための無敵の7人だと。こんな喜び、こんな瞬間そう、続け永久に、燦然と咲き誇れ、と。
ラッキィスペシャルはデビューしてからの曲、バンバンッ‼︎はデビュー前からの曲で、その二曲が繋がった瞬間、新規も古参も関係なく、誰一人置いていくことなく、この人たちは何処までも全部を抱き締めて行くのだと思いました。
もうね、大丈夫、やれる!花丸!!てな感じで、ジャニーズWESTが私たちの背中に無敵っていう太鼓判を押してくれてるような気がして、あんなに明るくて力強いはっちゃけた曲なのに、こんなに愛されていいのかって、こんなに愛されてるんだって、そしてそれと同じくらい、松竹座からずっと、この人たちを愛してくれた人たちがいるんだって、この夢のように美しい景色は、ファンとアイドルの絆の証明で、私が目の当たりにしたのは確かに「愛」の一つの形なのだと、そう思ったら本当に笑って泣けて泣けてしょうがなかった。彼らが松竹座からここまで積み上げてきたものは、何一つ間違いでも無駄でもなく、今こんなにも美しい景色へと昇華したのだ、そう思ったんです。燦然と咲き誇った、色とりどりのペンライトが、本当に本当に美しかった。
あのバンバンッ‼︎の時ね、これは松竹座なんだって思ったんですよ。みんなの中にある松竹座の記憶が、この場所に重なっているような気がして、私が行ったこともないのに、みんなの中にある松竹座に連れて行ってもらったと思うんです。ドームなのに、そんなことを思うくらい、その時の空間はあったかくて優しくて、一つでした。

照史くんが初日の挨拶で言ったこと、私も同じことを思ってました。出逢ってくれてありがとう。生まれてきて、ジャニーズに出逢えて、君たちに出逢えて本当によかった。


ここまでが初日を終えた時の率直な気持ちです。
オーラスまで終えた今の気持ちは、また別の記事にします。
とりあえず明日始発の便で福岡帰ってそのまま出勤ですけど、私には無敵の七侍がついてる故に無敵なのでやり抜きます。以上!!
お疲れ様でしたっっ!!!!!!!

「その時」まで秒読みの朝に

 

hakumailove622.hatenablog.jp

 

私が上の記事を書いてから、ちょうど11か月が経ちました。

まだたったの11か月。一年も経っていないのに、あの日見た景色は、全部夢だったんじゃないか、私の都合のいい妄想だったのではないか、そんなことを思う日が増えました。

だって、正直に言うと、もうよく思い出せないのです。

あの日、小瀧君が泣いていたことすら、本当にそうだったか、今となっては自信がないのです。記憶は美化され、思い出となり、淡くぼやけて解けていく。そんなの絶対嫌なのに。

あの日、ジャニーズWEST7人が、どんな顔をしていたか、あの会場の熱気はどれほどだったか、思い出せなくなっていく。

でも一つだけ、確かなことがあります。私の胸に突き刺さったまま、抜けない気持ち。

 

奇跡のただ中にいた。

 

あの日、スタンド席に立ち尽くしたまま、ずっとそう思っていました。奇跡を見ているのだ、と。こんな瞬間は、人生でそう何度もありはしないと。

 

でも、私はその時の自分の予感を、正面から切り捨て、否定し続けてもいました。

この人たちならまた、こんな瞬間、こんな光景に、巡り合わせてくれるに違いない、と。

何度だって、奇跡を見せてくれるに違いないと。

 

 

去年の11月24日。

ジャニーズWESTが披露した「Can’t stop」

あのパフォーマンスを見た時、まだ、WESTさんのことをほとんど知らないに等しかった私は思いました。

この人たちは、ここにただアイドルとして仕事をしに来たんじゃない、と。この場所で勝負をしに来たのだ、と。

関西の面白い陽気なお兄さんたち、というイメージを覆しにかかってきた、「カッコいい」を前面に出して勝ちにきた、その内に秘めた闘志が、震えるほどめちゃくちゃにかっこよかった。

あの時から、ジャニーズWESTの攻めの姿勢には信頼しか置いてないのです。

あの一曲で、この人たちはここぞという時にやれる人たちなのだと確信したのです。

 

だから今日も、ただただ、信頼しかありません。

絶対に楽しませてくれる、想像通りの、その想像のさらに上の、美しい瞬間がきっとある。絶対にある。

絶対を見せると小瀧君が言うから、私も言い切るよ。

君が見た夢のその先の景色が今日、見られるよ。

その時、小瀧君が、ジャニーズWESTみんなが、どんな顔を見せてくれるのか、楽しみにしてるんだよ。

 

ああ、届きますように。

ありったけの「ありがとう」と「大好き」が、君たちにもう一度、届きますように。