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デジタリアンと嵐という船の行く先

FNSもゴチの感想も一旦脇におき、デジタリアンやっとみれたよー!ということで、つらつらと感想とも呼べないものをしたためてみた。

ちなみに、デジコンには参戦できず、なのでこのブルレイが初見です。

 

 

オープニング。真っ暗になった会場が、固唾を飲む空気が画面から滲み出てくるから、私もテレビ画面を前に息を飲むしかなかった。

一瞬の静寂を切り裂いて流れだすアスタリスク。銀色の光がドームを染め上げる。瞬きすら惜しいと思った。これがデジタリアン。これが嵐の16年目の一手。

明滅するファンライトの海。紛れもなく嵐と客席とが一つのエンターテイメントを描き出していた。もはやこれは、コンサート、とは別次元の何かだと思った。

画面の向こうとの隔たりに心が乾いていく。こんな気持ち、知りたくなかった。

こんなふうに思うのは、私が担降りしたからなのか。この光の一つになれなかった自分は、圧倒的に外野だった。今までも、入れなかったコンサートはある。でも、その時には感じなかった疎外感が、私の体の内側にゆっくりと降り積もっていくのを感じて戸惑った。

 

まあ、たしかにディスコスター様は爆モテ美女感全開だし、リーダーのソロの衣装がカッコ良すぎて全力で勝訴だと思ったし、ニノちゃんは全編通して可愛かったし、Jがあの場の誰よりコンサートを楽しんでいて何よりだとも思えたけど。

Hope in the darknessのパフォーマンスが圧巻で、こんな最先端のエンターテイメントを見せてくれるのは嵐しかいないと思って誇らしくて震えたけど。

 

最後のメンバーひとりひとりからの挨拶を聞きながら泣いた。

これからも大好きだし、きっとずっと、嵐は、相葉雅紀は、私にとって特別だ。

でも、これからもよろしくお願いします、という言葉に私はもう任せろ!!とは思えなかった。ごめん。ごめんなさい。もう私の一番は嵐じゃない。そう思って泣いた。たくさん愛されていた。いつだって感謝を届けてくれていた。ずっと手を引いて、私をここまで歩かせてくれた。そして、最後の最後、伊野尾ちゃんに引き合わせてくれた。

私のイメージする嵐は、大きな船だ。いつの間にかとてつもなく大きくなった、たくさんの夢とファンを乗せて航海を続ける、大きな大きな船。いくつもの忘れられない景色を見せてくれた大事な場所。

私は、その船を降りる時がきたのだと思った。なんとか振り落とされないようにしがみついていた船の縁から、そっと手を離す時なのだと思った。やっぱりね、担降りのその瞬間は泣くものなのだと思い知った。

 

 

幸せってなんなの? それじゃ夢ってなんなの?

そう語りかけてくる翔ちゃんのソロは、今回唯一私の涙腺を崩壊させた楽曲だ。

ドームいっぱいの光の海の中、ファンライトにも負けない輝きを放つ嵐を見ながら、私がそこに重ね見た夢は、いつかこの景色をJUMPと見たい。あの9人ならきっと、もっとすごい景色を見せてくれる。そういう夢だった。

幸せは、これから一瞬でも多く伊野尾ちゃんの、JUMPメンバーの笑顔を見ること。

 

さぁ、僕らどこにでも行けるよ。

 

道は違っても、ずっと大好き。ずっと特別。

ただここから、貴方たちの航海の無事を、願うよ。