そうして季節は巡る

 Hey! Say! JUMPの2015年ツアー「JUMPing CARnival」が無事オーラスを終えた。

この三連休は、シルバーウィーク以来の連休で、久しぶりにまったりしたり、髪を切ったり映画を見たりして、リフレッシュしながらも、心のどこかはずっと、横浜の上空を漂っていたように思う。

長いようで短い、JUMPの夏が終わった。

やっと終わった、とも思ったし、もう終わってしまうのか、とも思った。無事に9人が何事もなく走り抜けられた安堵と、少しの寂寥。

その全部を追いかけることは出来なかったけれど、ツアーに入れたのはたった一回だったけれど、でも、自分なりにやりきったな、という達成感がある。自分なりに、今のJUMPを見届けたなと思える。

でも、終わらないで、とは思わなかった。こんな気持ちは初めてだった。

 

24時間テレビが終わった時、夏も終わるなと思っていたけれど、実際今日の一日の方がより強く、何かが終わる、ということを意識した。

始まったことは、いずれ終わる。何かが終わるということは、次の何かが始まるということだ。

きっともう、その次の景色が9人には見えているのだろう。見えているといいと思う。

それは、もっと騒がしくてドキドキして、何年後かに振り返った時に、胸に溢れて苦しくなるほど愛しさが募るような、目まぐるしい日々かもしれない。今までのように階段を一歩一歩、確かめながら登っていくような道のりじゃないかもしれない。新規の私が、新規ではないJUMP担の多くが、取り巻く環境の、ニーズの声の変化に驚き、戸惑い、時に不安や不満を覚え、一喜一憂したりするように、JUMPのみんなもまた、それぞれの世界を回していく中で、歯を食いしばったり、ぶつかりあったり、何かを模索して進んだり戻ったり迷ったりするんだろう。

でも、次の景色は、きっともっと明るい。もっと大きな舞台になっていくのだと信じていく。そしてそれを、一緒に見ることが出来たらいい。いや、必ず一緒に見ていく。もっともっと好きになるよ。うざったくなるくらい、ありったけの好きを届けるよ。

 

次も その次も その次の景色もまだ目的地じゃない

夢の景色を探すんだ

宝島

サカナクション新宝島」 

 

 ツアー完走、本当におめでとう!おつかれさまでしたッ!!!