ジャニヲタ文芸部 第0回「担当」

全力入部希望。
たくさん記事が集まるといいなという期待もこめて。







「君の絶対の美しさが怖くて、僕はあの日泣いた
 それは、この世に生まれ落ちた日と同じ
 全部がまっさらなことへの畏れと喜びだった」





私が伊野尾ちゃんに落ちた日のことを、ポエム風にしたためるならこんな感じ。

前の記事で田口くんのことで荒ぶっておきながら、舌の根も乾かぬうちにとお思いでしょうが、グループを問わず担当を名乗るのであれば、今の私の担当は伊野尾ちゃんです。
今も現在進行形で「かわいい」と世間からもジャニヲタからも評され続けている伊野尾ちゃんですが、私から見える伊野尾ちゃんは、出会った時からずっと「この世で一番美しい人」です。
自分で決めた道を貫く強さも、苦しさや悔しさを飲み込む覚悟も、メンバーのことを思いやる優しさも、どれも全部、伊野尾ちゃんを彩る全てが美しいと思っています。
「かわいい」と手放しで喜ぶ人がいる一方で、メンバーも冷や冷やするという喋りや先輩に対する態度など、外野からチクチク言われていることも、もちろん知っています。でも、少なくとも伊野尾担の私は、ああいうちょっとお口が悪い伊野尾ちゃんが出てくると、少し安心してしまいます。ああ、今日も伊野尾ちゃんがちゃんと伊野尾ちゃんだなあと分かるから。

「自分のままでいたい。テレビに出る仕事って、まわりの人のことや、どう思われるかを気にしないといけないこともある。けどそれとは関係なく、自分が自分の生きたいように生きて、なおかつそれを見て好きになってほしいです。
2015/11/12号Hanakoより

伊野尾ちゃんは、それこそMyojoの一万字インタビューの時から、一貫してこう言っています。全くブレない彼の思いは、それだけで、この人を信じて大丈夫だと思わせてくれる、何度だって聴きたい、擦り切れそうなくらい指先で辿った、私にとっての魔法の言葉です。
伊野尾ちゃんのお仕事は、有難いことになんだかんだ、夏から途切れることがありません。
昔、テレビでお笑い芸人の人が言っていました。
一発屋で消えていく人と、そんなにブレークしなくても細々とでも仕事を続けられる人、この違いは何か、という議題で、仕事が回ってくる人というのは、スタッフ受けが抜群にいいのだそうです。あと一人誰から呼ばなきゃなー、でも特にこだわりはないけどどうしようかな、という時に……ああ、そうだ、あいつがいた、というふうに思い出してもらえるのは、やはり一緒に仕事をして気持ちがいい人なんだという話を、私は伊野尾ちゃんが新しいお仕事をもらう度に思い出します。
どんなに口が悪く聞こえても、態度が悪く見えても、伊野尾ちゃんはきちんとその場その場で結果を残し、次に繋げてきた。その裏には、一緒に仕事をしてきた人たちとの、確かな絆が絶対にある。24時間テレビが終わった後も、V6兄さんたちの楽屋に、岡田君によって拉致され(笑)一人挨拶してきたとらじらーでも言っていたし、他の現場でもたぶん、大人だもの、見えないところできちんと礼節を守っている人だと信じています(ジャニはそういうの厳しいしさ)その上で、自分らしく、のびのびとやれているというかやってしまえている伊野尾ちゃんを見ると、伊野尾ちゃんの精神的タフさを感じずにはいられなくて、何とも言えない誇らしさすらあって、私は本当にこの人の担当でよかったなと思えるのです。

どうか、貴方がいつまでも美しくありますように。
心乱されるようなたくさんの声が、目を背けたくなるような現実が、貴方らしさを奪おうとする時が、いつかの未来に来たとしても。
どうか、貴方がいつまでも気高さと自分らしさという信念を、失くすことがありませんように。
どれだけの声で、思いで、叫べば届くのかわからないけれど、私の差し出せる全部で、貴方の明日がいつも、美しいもので溢れますようにと、願っているよ。