ぜんぶ、やさしい思い出になるように~KAT‐TUN COUNTDOWN live2013-14 感想~

9コンDVD以降、私がRAYが好き好き大好きと言っていたら複数の方から1314カウコンの炎と水を操るKAT‐TUNを見てくれ!とたくさんおすすめして頂きました。教えて下さったみなさん、ありがとうございます。KAT‐TUN担の優しさに支えられて生きてます。早速買いまして、なんだかんだやっと落ち着いてみることが出来ました。

ではでは感想いってみよう!

 

 

GIMME LUV~EXPOSEまで

このあたりはなんとなく聴いたことあるな~という、9コンの始まりあたりと同じ感想になってしまう。しかし私は中丸君に煽られるのが絶対好きだ。声小さーい!とか、声出てないよー!とか言われたい…。あの温度のない目で見降ろされたい…。なにこれ、私こんなにMだったっけ?

RESCUEの最後、微笑みながら見つめ合う爺孫の可愛さが罪深い!

あと、どっかの曲で外周をでっかいトロッコでまわる時、市ヶ谷が踊ってて市ヶ谷のダンスやべえぇえええ!がっごぃいいいい!!ってなったけど、どの曲か忘れた()もっと後半だったかも。

 

2002-2008年メドレー

ファーストコンサートの衣装を着て登場する4人。

まだデビュー前だってのに、ちゃんとした衣装だ…!(生地薄そうだけど)嵐なんてデビュー曲でさえ衣装透けてたのに!

なんだかその頃に戻ったみたいにきゃっきゃしだす4人かわいい…。 

 

海賊帆の映像~青天の霹靂

実際見てないけど、この映像だけでなんかすごい…スケールがすごい。色々詰め込まれてそうな匂いがする。すごいする。あと、MCカメーのインパクトな。なんにせよ、四人楽しそうだからなんかまあいいかみたいな気持ちになる(投げた)

ツキノミチあたりで、ドームで流れてる映像の下に曲の紹介?みたいなのがテロップで出てきてるのが見えるんだけど、欲を言うとそれ、このDVDにも欲しかった。

 

Real Face~HELL,NO

きましたデビュー曲! 2006年って私たぶん大学4年の時。くそ忙しかったけど、この曲だけは記憶が鮮明、ってことは死ぬほどテレビから流れていたんでしょうね。あと、嵐にしやがれに今年亀梨くんが出た時に、当時この曲に振りがほとんどなかった(てか拒否った?)っていう話してたのが衝撃的だった。

あと記憶があるのはDon’t U ever stop。これも当時すんごいテレビで見たような気がする。あんまりその時はピンときてなかったけど、今聞いたらすごくかっこいいよ。

風を受けながら踊る亀梨くんと田口くん、かっこかわいい、楽しそうでかわいい。好き。HELL,NOの頭の赤と白のレーザーが超キレイだった!レーザーってあんなに強く色出るのか…!

 

遥か東の空へ~ON&ON

このセクションの衣装がすっごい好き!色がいっぱいごちゃごちゃしてるデザインが個人的にすっごく好きなので、みんなかっこいいよーーー!となる。

なにより亀梨くんが萌え袖なの可愛すぎない?!萌え袖なの!可愛すぎない?!?!(大事なことなので二回言いました)耳ふさ、塞がないっ、塞がない…!てなってるとこも可愛くない?!可愛いがすぎない?!?!ちょ、こんなに亀梨くんが可愛いなんてきいてないから!!!!!(落ち着こう)

曲もすごく好きだった。遥か東の空へ、とか一見KAT‐TUNらしからぬ爽やか系のお歌を歌われると、こう、私の中で好きが爆発する。KAT‐TUNって表向きギラギラ、オラオラでこれまでのアイドル像とは一線を画してるんだけど、実はこういうアイドルの王道っぽい曲とかバラードとか歌わせるとキラキラ感が半端ないよ。眩しくって直視できないレベルだよ。9コンの時もバラード聞きながら思ったけど、KAT‐TUNの秘められたキラキラの粋が全部詰まってる。KAT‐TUNのキラキラ感って本当宝物だと思う。絶対見つけてしまったら虜にならざるを得ない。好き。ON&ONの四人の楽しそうな空気もまとめてハグしたい。この曲すごく好きだったんだけど、この振り付けみてさらに好きになった。サビの振りとかもキャッチーだし、みんなで踊れそうな振りでいいなー、一緒に踊りたいよー!って思った。

 

MC

年越しのため、深夜テンションでおかしくなっちゃってる四人かわいい。

 

FACE to face~BIRTH

最近の曲にも関わらず、実はBIRTH以外まったく知らないですよ。どうやら2010年くらいから2014年の間の曲の印象がない……。ちょうど私が嵐に落ちたのが2008年からで、2010年くらいからテレビも嵐のレギュラー以外見ないし、なんだかんだ私生活がごたごたしてたせいかな。とても浦島太郎の気分を味わう。

 

2009年break the records映像

ねえ?!中丸君がどんぐりみたいな髪型だし(言い方)上田君が美少女なんですけど?!美少女 な ん で す け ど !!!!!昨日炎の体育会TVで400メートルを爆走してた人と同一人物とは思えない…!!馬に乗って歌ってるし!KAT‐TUN本当になんでもアリだな?!

 

White X’masでサンタになる亀梨君、めっかわ…!!(震)たしか、この曲を初めてテレビで聴いた時、KAT‐TUN方向性いきなり変えてきたな?!ってびっくりした記憶がある。というかびっくりした記憶しかない。びっくりするとこはそこじゃないじゃん…!貴重なバラード曲なのにさあ!当時のわたししっかりして!!

RIGHT NOW~D-MOTIONがものすごい好き!テクノっぽい曲が元々好きなんだよなー。

 

Going!~

白のお衣裳が眩しい…!KAT‐TUN×白の破壊力!すごい二次元力が高まるし、黒っぽいのもいいけど白もいい!良すぎて困る!

勇気の花の時の水の演出が綺麗だった。ばっしゃばっしゃ打ち上げるだけじゃないんだなーって、水の使い方にいろいろ工夫が凝らしてあるのがすごい。激しい曲はもちろん、こういうバラードと水の親和性を見せつけられた気がした。

 

年越しの瞬間

そわそわしだす四人可愛い。越えた後、楽しくなっちゃってる四人、さらに可愛い。

なんだか、年明け前と後だとほんと四人の表情が違ってて、どんどん良い顔になってくのがいいなーと思いながら見てた。

 

年明け~BOUNCE GIRL

どんどんテンション上がってくし、曲もノリノリになっていって、からのBOUNCE GIRL!この曲配信のみで音源化されてないとか調べて卒倒しそうになった。CDが ほ し い…!めっちゃ夏。いきなり夏だけど、新年のおめでたい感じにマッチしまくり。

 

PHOENIX

もうね、四人の降臨した感と世界の創生感が半端ない。見たことない人は騙されたと思って見てくれ。すごいから。物語背負ってる感がすごいから。KAT‐TUNのロゴが上に上がっていって四人でてきて特効バーンからの炎の勢いすごいから。絶対熱かったでしょアリーナの人たち。そんな灼熱(想像)の中、階段下りてくる四人の二次元感と帝王感に息を呑む。亀梨君サングラスして出てくるし、二回目のオープニングだよこれ。

炎と水の派手さといい、衣装の重厚さといい、KAT‐TUNがめっちゃKAT‐TUNしてる(語彙力が瀕死)

 

FIRE and ICE

衣装が変わって青になってるー!!!!!これもすっごいかっこいい…!!贅沢!!!お洒落!!!田口くん、どこの国の貴公子かと…!!

間奏で炎と水を操ってるKAT‐TUNがすっごいKAT‐TUN(語彙が以下略)

 

僕なりの恋~挨拶~BLESS

ここらへんの上田君がめっちゃ優しい笑顔で、超超良い顔してて、もうそれだけで込み上げてくるものがあったなー。「未来って言葉には いつも裏切られたり 涙流す時間さえ少しもくれないけど」ってこの四人のKAT‐TUNだからこそ歌える歌詞だと思う。

BLESS大好き星人なので締めがこの曲なのがたまんない。ほんと、KAT‐TUNのバラードを全世界に推したい。なんなら来年10周年の記念にバラードベスト出そう!通常版とピアノアレンジ版と出そう!買う。ぜんぜん良い値で買うからさあ!!(必死)

 

 

 

感想を書きたい書きたいと思いながら今日になってしまった…。なにせ、色々考えさせられたコンサートでしたので、一回見ただけじゃなかなかワードに向かえなかったですよ。

それはやはり、このコンサート自体が二回目のメンバー脱退後すぐのコンサートというKAT‐TUNの歴史でも重要なターニングポイントに違いないから。

ざっくり初見の感想としては、これまでのKAT‐TUNの歩みが、時系列順に並べられた楽曲と共に、わかりやすくぎゅっとまとめられている、新規に優しいコンサートだな、というものでした。ですが、これは6人時代、5人時代を一緒に歩いてきたハイフンの方が見てこそ、その真価が分かるコンサートなんだろうなとも感じました。私には彼らとのこれまでの記憶がないから、どうしても感動という点では追いつかない。それが悔しいし残念だなあとも思うけど、だからこそフラットな気持ちで曲を楽しめたり、新鮮にこんな曲があったんだ!と驚けるし、うーん、なんだかんだ楽しかったし全体的にきゃっきゃしてる四人が可愛かったです。それは間違いない。

このコンサートの一番の見せ場であるPHOENIXですが、はじめずっと不死鳥はKAT‐TUNなんだと思っていました。何度だって灰の中から再生し、立ち上がってみせる不死鳥。でも、聴けば聴くほど、この曲でいう不死鳥って実はハイフンのことなんじゃないかなと思えて、今は完全にそう思って聴いています。

 

WE DO NOT FEARさあ

共に羽搏け

終わりのない楽園へ

 

WE DO NOT FEARさあ

共に燃えゆけ 命叫ぶ鳥たちよ

 

このサビの歌詞の、共に羽ばたき共に燃えていくのは、ハイフンなんだよなと思います。

再起の狼煙をあげる曲というよりかは、俺たちはもう立ち上がってるから、早く一緒に立ち上がれと応援してくれてるような曲だなと思っています。

その上で、続くFIRE and ICEがKAT‐TUNの決意表明なのかなと。

 

GOTTA KEEP ON PUSHING,

 MY WAY未来へ

何度だって 立ち向かうから

運命(さだめ)すべて 引き裂け

何もかも光りはじめるさ

SPARKING MOMENT もう畏れずに

願いを翳せ TOMORROW NEVER DIES

 

って歌詞聴いた時、ぞわっとしました。この人たちはこうやって、何度だって前を見て歩きだすんだなって。だからついていけば絶対大丈夫だなって、信じさせてくれる曲だと思います。でも、この人たちについていこうって、最初の挨拶の時にはもうすでに思ってしまっていたんですよね。

メンバー脱退後、ああやって直接ファンの前に立って、自分たちの言葉で話をするって、怖くて怖くて堪らなかっただろうなと思います。でも、逃げずにちゃんと、真摯に気持ちを伝えてくれた。ただそれだけでもうこの人たち最高にかっこいいな!!!ってなもんですよ。僕たちは過去を隠すつもりはありません、っていう亀梨君の言葉を聞いて、この人はなんて強いんだろうと。亀梨君を見てると、私はこの人には「愛」って言葉が一番良く似合うなと思うんです。それはファンが亀梨君から愛されている、ということもそうですが、それよりもっと強く、この人に注がれてきたであろう家族や、ファンや、メンバーや、仕事仲間からの、すごく深い愛情が見える気がするから。私は、人の強さの向こうにあるのは優しさで、優しさの根源にあるのは愛だと思っていて、亀梨君がいつの時も逃げないで、求められた場所に立ち続けられるのは、それだけ愛し愛されてきた人だからだろうと思うのです。

最後の挨拶で中丸君が、けじめをつけてよかった、と言っていたように、このカウコンはKAT‐TUNの歴史を振り返りながら、その一つ一つの記憶を想い出にするためのコンサートだったんじゃないかなと思います。私の思う記憶というものは、鮮明にその時の感情を呼び起こしてしまうものだけど、それが思い出になることで、だんだん美化されていくのだと思います。どんな記憶も思い出にすることが出来れば、「あんなこともあったね」と笑って話すことが出来る。四人で前に進んでいく為に、一旦ここでそういうふうに、これまでを全部思い出にする、ということが必要だったのかなと思っています。

全部、あんなこともあったねと笑って、足跡を確かめて、ひとつひとつ大事にアルバムに仕舞い込んで、また次の新しいページをめくっていくような、そんなコンサートだったなと思いました。

次のアニバーサリーなコンサートを前に見ることが出来てよかったな。ふー、まんぞく!