言うだけならタダだから ~JUMPにやってほしい殺人鬼役①~

オタクは一人遊びが上手だと思う。

idolko.hatenablog.com

今夏流行った村焼き力の高いジャニーズといい、こちらの記事といい、一人で勝手に妄想を繰り広げ、あーオタク楽しい!(大の字)となる。

私も例外じゃない。軽率に自担で想像した。伊野尾ちゃんならどんな殺人鬼がぴったりかなって。伊野尾ちゃんだけに飽き足らず、気づけばJUMP全員分、設定考えてた。

こういうドラマのオファーがJUMPに来ないかなって、半分冗談、半分本気で願ってる。

 

 

伊野尾慧の場合 「安心して? 骨の髄まで残さず食べてあげるから」

米に合う究極の食材を探していた美食家が、道を踏み外し狂気のカニバリストへ。

伊野尾ちゃんといえば白米好き。そんな彼には思う存分、美味しい白米を食べて欲しいという大前提の元、考えた結果がこれ。

あらゆる食材を食べ尽くした美食家の伊野尾ちゃん。しかし、これこそ米にベストマッチ!!というおかずに巡り会えない。もはや地球上で食したことがないものは人肉のみ。彼は金に物を言わせて、身元不明の遺体を秘密裏に入手し、試験的に食してみることにする。これがなんと美味かった……!!この世のものとは思えない芳醇な旨味の虜になってしまう伊野尾ちゃん。すでにだいぶキている設定。一度食べた人肉の味が忘れられず、その美貌を使って、言い寄ってくる女性たちを次々殺しては食料にしていく伊野尾ちゃん。そう、彼にとって、人はもはや食材でしかないのだ。

そうとは知らず、屋敷に呼び出されてのこのこやってきてしまう獲物の女性。連れてこられた食料庫で彼の本性を知ってしまい、逃げ出そうとしても時すでに遅し。命乞いする女性に彼は、優雅に微笑んで囁く。「安心して? 骨の髄まで食べてあげる」

綺麗に笑えば笑うほど不気味さが増していく伊野尾ちゃんの温度のない微笑みと、綺麗な指先で操るナイフとフォークの優雅な動きにコアなファンがつきそう。

新ナイトドラマ「最後の晩餐」土曜の深夜帯ならいけないかな?(いけません)

 

 

中島裕翔の場合 「君は僕の芸術の一部となって、永遠に生きるんだ」

己の芸術を追及するあまり、狂ってしまった元カメラアシスタント役。

裕翔君はカメラ好きなので、そのまま本職になってもらおう。いつか売れっ子のカメラマンになることを夢見て写真スタジオで働くアシスタントの好青年、裕翔君。

新人カメラマンの登竜門と呼ばれるコンテストに出品するも、落選ばかり続いていたある日。同僚のアシスタントの子が賞をとって一躍有名カメラマンの仲間入り。もともと馬が合わなかったそいつから、執拗な嫌がらせを受けるようになる裕翔君。絶対僕の方が才能があるのに…!認めてくれない世間や、自分を馬鹿にする同僚への怒りが、彼を狂気へと走らせてしまう。

実は裕翔君の頭の中には、ずっとある景色が見えていて、それを写真に収めることが出来れば、絶対コンテストで優勝できるという確信があった。その景色を撮影する為、彼女にお願いしてかなり無茶なポーズをとらせる裕翔君。彼女は彼の芸術が理解できず反発。喧嘩の末、かっとなった裕翔君は彼女を殺してしまう。しかし、死体になった彼女は文句も何も言いません。これ幸いとばかりに、死体を解体し、自分の思い描く理想の景色を完成させる裕翔君。なんかたぶん、バラが一面に散りばめられた床の上に、分解された体のパーツがごろごろ置かれてるとか、そういう猟奇殺人現場みたいなやつ。美しい!なんて美しい景色なんだ!これぞ僕の求めていた究極の芸術だ!

裕翔君の精神が崩壊したその瞬間、世にも美しい劇場型殺人鬼、中島裕翔が誕生。

以降、彼は自らの作品と称して、街で拉致った人を次々殺しては、人目につく場所に飾り付けるという猟奇殺人を繰り返すように。世間で騒がれれば騒がれるほど、彼は自分の作品が認められたと歓喜し、犯行を止められなくなっていく。

火曜サスペンス劇場「ファインダーに殺意降りる時」二時間くらいのスペシャルドラマでどうだろう。とにかく狂気に満ちた裕翔君の美しい微笑みに注目!

 

 

知念侑李の場合 「国だとか警察だとか、関係ないね。僕を敵に回したこと、後悔させてあげる」

知念様には極めて優秀な職業的暗殺者をやってほしい。この世で信じるのは自分だけ。大好きなものはお金。その愛らしい容姿に騙されてはいけない。彼は金さえ積まれれば、どんな殺しも完璧にやってのける、凄腕の暗殺者なのだ。

とある依頼を受けてターゲットの家に向かうも、何故かターゲットは既に死んでおり、しかも見知らぬ集団に襲われる知念様。鮮やかに反撃するも、警察が駆けつけ、その場からは一旦逃げ出す羽目に。翌日には報道で、自分には殺人容疑がかけられ、全国に指名手配されていることを知る。そう、依頼は初めから彼を嵌めて濡れ衣を着せるための罠だったのだ……!何よりも殺害の汚さに怒り心頭の知念様。僕ならあんなに下手くそな殺し方しない!彼は完璧にこなす自分の仕事に対して、並々ならぬプライドを持っていた。罠に嵌められ、自らの仕事の経歴にも泥を塗られ、黙ってやられる知念様ではありません。敵の国家権力と、腐敗した警察組織を相手に、一人立ち向かう孤高の天才暗殺者。彼の辞書に、不可能という文字はない。

全米ナンバーワン大ヒット映画「ワールド・イズ・マイン」*1 ついに来春、日本上陸!

 

 

髙木雄也の場合 「あとで必ず追いつくから。今は振り返らずに走れ」

ナチュラルセクシーで時に美人なお姉さんにしか見えない雄也には、色仕掛けでターゲットを手玉に取り、毒殺する殺人兵器を希望。

彼はとある組織に育てられた、全身の体液に毒を持つ、歩く毒殺兵器という設定。幼少時より毒をミルク代わりに育ったため、汗にも涙にも血液にも猛毒が仕込まれているのだ。

彼と一夜を共にしたら最後、夢見心地のまま、相手は死に至る。そんな自分に何の疑問も抱いていなかったのに、彼はある日街中で、運命の恋に出会ってしまうからさあ大変。

一目会った瞬間から恋に落ちる二人。けれど、雄也は彼女に思いを告げることも、手を出すことも出来ません。彼女とキスでもしようものなら最後、うっかり相手を自らの毒で死なせてしまうのだから。そんな危険な自分の存在に絶望する雄也。本当に愛する人とは絶対に結ばれない自らの運命を呪い、彼女の前から姿を消す雄也。なにこれ切ない…!最後は組織のターゲットになっていた彼女を国外に逃がし、自分は身代わりとなって死ぬことを選ぶ雄也。だめ、むり、涙で前が見えない…!(落ち着け)

貴方を置いて行けないとごねる彼女を、一度だけ強く抱き締めて彼は言う。

「必ず……必ず追いかけるから。どこにいても、絶対に、お前を見つけるから」

雄也の言葉を信じて飛行機に乗り込む彼女。それを見届けて微笑む雄也。離陸してしまう飛行機。雄也とはもう会えないことを悟って泣き崩れる彼女。(を見てテレビの前で号泣する私)

日曜劇場「パフューム・オブ・ラブ」*2 最終回ではエンディングのあと、どこぞの岬で佇む彼女が、はっと何かに呼ばれたような気がして振り向いたところで、雄也らしき人物のバックショットが一瞬映って終わって欲しい。

 

 

長くなったので、残りのメンバーはまた後日。

何かがどうにかなって、実現したりしないかなー。

*1:初音ミクの同名曲を勝手に知念様のテーマソングだと思ってる。

*2:君の名前はずっと忘れずにいたいよ。できたら、繋いだ手のぬくもりも~♪