君はレグルス
獅子座の一等星
太陽の道に坐す一つ星
指先に小夜曲
静寂に祈りの歌を
正しさと厳しさ
弱さと優しさ
勇気と覚悟が
君の声 君の牙
深淵に手を伸ばし
煌めきを飲み干したら
天をつんざく咆哮で
君が呼ぶ夜明けを迎えにいくよ
君はレグルス
輝きこそ鼓動
導く獅子座の一等星
私のリア恋枠に鎮座する光君が、25歳になった。
本当はお誕生日当日に記事をあげようと思っていて、でも考えても考えてもうまく言葉が出てこなくて、結局、上の詩を書いたら満足してしまって、今日にいたる。
強い人だと思う。金剛石のように、傷つかない強さじゃない。それは、鍛錬を繰り返す度、強さを増していく刀のような、しなやかな強さだ。壮大な夢を描きながら現実を鋭く捉え、そのギャップをこつこつと静かに埋めていく人なのだと思う。
Kinki kidsのバックで踊っていた亀梨君に憧れてジャニーズに入った。
一週間も経たずにマイクを握った。光君のアイドルとしての道は、傍から見るととても、順風満帆なものに見えた。
でも、ただ幸運や素質だけで、彼がJr.のトップを走ってきたわけではないことは明白だった。デビューしてからも、常にアイドルとは、グループとは、仕事とは何かを周囲に、何よりも自分自身に、強く問いかけ続けている人のように思えた。
強さと弱さ。優しさと厳しさ。光と影。喜びと哀しみ。相反する力をバランスよく兼ね備えていて、それが表に現れるタイミングも、時と場所によってあまりに違うから、私の中の光君の印象は、見る度にいつも違うのだと思う。
不思議な人。見つめ続けて約半年。未だによく、わからない。これが八乙女光だ、という確固たる言葉がまだ、みつからない。鋼のような強さがある。でも、守られるより守ってあげたい。そう思わせる、花のような儚さもある。とても不思議。震えるほどかっこいいと思ったら、はっとするほどかわいくて。真昼のような光を宿す眼差しの奥に、拭い去れない痛みが滲んでいるような気もする。いつだって、その瞳に吸い込まれてしまう気がして、雑誌の表紙を飾る君*1と、どれだけ私が見つめ合ったか。君は知らないでしょう?
歌も、ダンスも、ベースも、お芝居も、バラエティも、なんでも器用にこなしてしまう光君。JUMPの中の自分の立場を、背負うものを、厳しく謙虚に見つめてきた光くんだからこそ、私は願います。
どうか、他の何にもまして、今一歩、アイドルとして突き抜けてほしいと。
アイドル・八乙女光を、もっと、世間に知らしめて欲しいと。
俺を見ろ、そんな気迫で以て、あのステージの上に立ち続けて欲しい。私をもっと、夢中にさせ続けてほしい。
光君はかつてMyojoの一万字インタビューで、JUMPをプロデュースしたい、という目標を明かしてくれましたね。その時自分はステージにいてもいいし、いなくてもいいのだと。
私は、ステージの上でもっともっと強い輝きを放つ君が見たいよ、光くん。
25歳、本当におめでとう。
どうか、前へ前へ突き進む、笑顔と輝きが増していく、光君にとって最高の一年でありますように。
*1:BEST STAGE 2014.6月号