今の世界で この地球で アナタとボクがほら出会った これを何と言う?
JUMPの「サム&ピンキー」が好きだ。光くんがこの歌に込めてくれた気持ちが好きだ。
ファンにとってのアイドル。アイドルにとってのファン。互いにとっての存在理由、その全てだと勝手に思っている。
光くんはこの曲が収録されているアルバムのメイキングでこう述べている。
コンサートの会場で僕らとみんなが会うじゃないですか。それの意味を考えてて。実際にこれ書いてる時も、一番、二番まで、わかんなかったんすよ。自分の中でも答え出なかったから『これを何と言う?』って書いてて、ほんとに最後のブロックの時に、“あ、自分が必要としてるから、会えるんだ”みたいな。
で、気づけて『たぶん I need you』にしたんですよね。で、録ってて、いやこれはもう絶対だっつって、絶対にしたんですよ。
そういうふうに自然と、気持ちから生まれた歌詞なので、ノリながらも“あぁ”って思ってくれればいいかなって思ってます。
はじめてこのメイキング映像を見た時、とんでもないものを受け取ってしまったと思った。
サム&ピンキー自体は、とてもノリが良くて、お遊びっぽい台詞なんかも散りばめられていて、ぱっと聴いただけじゃピンとこなかったけど、だけど、この光君の言葉を聴いた日から、サム&ピンキーは私の中で特別になった。
だって、こんなにファンの気持ちを肯定してくれる曲って他にない。
私は、ベストアーティストのあの日から、ずっと考えている。自分がファンをやっていることの意味に関して考えてしまっている。自分がアイドルへ向けている「大好き」という気持ちは、とても一方通行で、独りよがりで、ひょっとするとアイドル当人たちからしたら、大して意味もない、無価値なものだったんじゃないかって、ふとした瞬間に思ってしまったりする。
でも、それは違うと、私はこの曲に何度だって励まされる。肯定される。遠い過去から、光くんの言葉によって救われている。意味はあるよと、教えられている。
私がただ一方的に、がむしゃらに求めたから、彼らに出逢ったわけじゃない。
アイドルもまた、絶対に、ファンを必要としてくれている。
捧げてきた気持ちはいつの時も、無意味なんかじゃなかった。絶対に、誰が何と言ってもそれだけは絶対に違うんだって、あのペンライトの海で、祈るようなあの気持ちは、ここが世界の終わりならいいとさえ思う、どんな言葉も追いつかないような、わーっと叫びだしたくなるような、あの迸る気持ちは、あの瞬間、きっとちゃんと届いてる。音にはならなくても、光ならきっと届いてる。
私が求める、それと同じ強さで、彼らも求めていて、その二つの気持ちの交点がコンサートなら、あの景色がいつも、泣きたくなるくらい美しいのは当然だ。
想いはいつだって、目には見えないけれど、今日もそうだと信じていて、明日からも、そうなんだと信じていく。絶対に会いたいと願えば、きっと巡り会える。どうか繋がりますようにと願いながら、今日も誰かのチケツイをリツイートする。
今君と出会えたのは 絶対 I need you!