人生は笑顔でいれたらマルモウケ 【ジャニーズWEST ラッキィィィィィィィ7公演感想】

前回は感情の走るままに書いたエモさ大爆発の記事だったので、気持ちのクールダウンを一週間かけてやったところで、冷静にコンサートの覚書を書きたいと思います。いぇい。

セトリに触れますので、ネタバレあります。ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

OP

画面にはスロットマシーンの映像。メンバーの顔がくるくる回転します。会場のセットもカジノっぽい作りだし、そういえばアルバムのジャケ写もスロットマシーンだったなと思い出す。

23日はアリーナ上手後方だったので分からなかったけど、24日のスタンドからはセンステに施されたルーレットの絵が見えて、おおっと思った記憶。

メインステージ上の装飾とか、一発めえの時よりお金かけてもらえてるなーと。

最後、スロットのコインよろしく、7人が滑り出てきます。コインが大量にプリントされた揃いのスーツっぽい衣装(ただし派手)

 

ラッキィスペシャ

まあ踊るよね。初見だけど踊るよね。まあまあ鍛えられたジャニヲタでよかったと心から思う瞬間だった(その1)

 

ええじゃないか

私はこのデビュー曲が大好き人間です。だって最高じゃない? これから節目の年の度に、ここが最高かなって思う瞬間でも、「まだまだいけるで」って歌ってくれるんでしょ? いつかてっぺん獲った時にさあ、それでも「まだまだやれるで」とか歌ってくれるんでしょ? 最高しかない。もうすでにそういうの想像して勝手に今から泣くレベルで好き。24日1部では頭に「今度は僕らと一緒に歌いましょう」という淳太君からのコメントあり。テンション振り切れたなー。途中のC&Rも最高。C&R厨にはたまらない一曲。

 

バンバンッ!

踊る、歌う、忙しい、楽しい。記憶が飛んでてあんまり覚えてないw

 

Terrible

まさかこんなに早くぶちこまれてくるとは思ってもみなかったから、23日の時は「ファッ…!ちょ、まっ……!!」てなって、震えながら双眼鏡を覗いた。

小瀧君が赤、流星君が白のスーツ、サングラス着用。うそ、黒じゃないの?っていう初見の感想。もう勝手に黒の揃いの衣装だろ?って思ってたから、想像とあまりに違い過ぎてびっくり。でも演出見て納得。

この曲の照明が超キレイで!この公演中屈指の美しさだった!赤、白、ピンクのレーザーがメインで、赤と白だけだとキツイけど、そこにピンクが入ることで、曲の妖艶さもさらに引き立つし、ツインの纏うお洒落な空気感とマッチしてた。双眼鏡でガン見もいいけど、これから入られる方で余裕がある方はぜひ空間の美しさを見ていただきたい一曲。もう曲から大好き。大好きすぎて、ちょっと自分の中で期待値を高めに設定し過ぎた感は否めない。

ツインの素晴らしいところは、ビジュアルは言うまでもないけど、ツインがツインでやることの意味と価値とニーズをちゃんと理解して自覚してくれてる点だと思ってる。こういうオレらが見たいんでしょ?っていう、ツインの掌の上で一生ころころされてたい人生。だってそれは絶対間違いなく、私が見たいツインだから。安心と信頼と安定のツイン。

最後メインステからセンステに移動。

 

迷宮SUMMER

ツインは冒頭ちょっと踊ってそのまま奈落になったセンステに落下してお着替え。その間、他のメンバーが花道に出てきて踊ります。かっこいい。ただひたすらかっこいい。あと、それぞれの立ち位置に局所的にスモークが焚かれ、下から風が出てて、ツインは上着だけお着替えで、下は基本Terribleの衣装に長いストールみたいなのを腰から巻いてるだけなので、それが風でひらひら舞ってて美しい。

私はこの局所的にスモークを焚くっていう演出は初めて見たと思う。風もあるし、とても歌いにくそうだけど、その中であれだけ歌って踊るって、アイドルってやっぱりすごい!!てなった曲。曲自体も好き。

 

PARTY MANIACS

センステに移動。レーザーが飛び交う中、踊り狂う様が文句なしにかっこいい。

ここのレーザーも超々キレイだった! 円形のセンステの外周と天井を繋ぐみたいに青、緑、赤の光線が走って、さながら光の檻の中で7匹の獣が踊ってるみたいだった。

流星君の「What?」で一度死ぬ。ヤバい、かっこいい、むり。

 

きみへのメロディー

外周花道に散らばって、一人乗りリフターにて。

23日は淳太君の近く。24日は重岡君を真正面から拝ませて頂きました。23日は、曲終わりに目を閉じて天を仰いでいた淳太君がこの世のものとは思えない美しさだった。

24日の重岡君は終始真顔で、時折他のメンバーのとこを口ずさんだりしながら、客席を見つめていて。そんな重岡君を見て、まず、これまでTVで見ててそんなに思ったことなかったのに、この人すごく細いな!と衝撃を受けて。華奢とかではないけど、うん、がっしりしてそうっていうイメージだったので、想像以上にアイドルな体つきだったことに驚いたという感じ。お顔も、無駄な肉がなくて、これ以上痩せたら頬がこけてきそうだなって心配するレベルだったけど、23日の夜に水炊きを死ぬほど食べたと知れたので、まあ安心した。普段、めちゃくちゃ楽しそうで、とにかく笑顔のやんちゃな子!っていうイメージだったのに、この日も前の日も、どこかこう、鋼の強さとガラスの脆さと併せ持ってる危うい感じがして、そういうのが母性をくすぐってくる人なのかもな、と思いながら見てたかな。とにかく、新しい重岡君を発見した感がすごくあった。

 

Seven Powers

お猿の着ぐるみで登場。センステからバクステに移動する時、淳太君に超接近する重岡君がめっかわという記憶。

 

ミラクルモンキーコーナー

 

バリハピ~浪速一等賞

みんながサインボールを投げる様を見てて、あんまり記憶がない。

23日の重岡君は、トロッコで移動しながらアリーナの子に手渡しであげてた。小瀧君は割と即行でスタンドの中段あたりに投げてた。客席みんなそんな感じだし、歌の印象がまるでないw

曲が次々変わっていくので、ここはとてもテンポが速く感じたセクション。

 

アカンLOVE~純情愛やで~

パラパラ風ダンス。初見だけど、もちろん踊る。まあまあ鍛えられたジャニヲタでよかったと心から思った(その2)テンポは速いけど、振り自体はそんなに難しくないので、あと1、2回入れたらちゃんと踊れそう。踊るのに必死だからお歌がまるで入ってこない!!

 

パリピポアンセム

タオル回すところだけど、ないのでペンラを回します。JUMPコンの時も思うけど、私はタオルを回すセンスがない!!!!びっくりするくらい回せないから!!!!! もう一生ペンラでいいやって思ってる。

 

MC

 

関西Jr.コーナー

この歳になると、若い子はどの子も同じに見えてくるから不思議。でもちゃんとお顔と名前を覚えたいよー。覚えきれてないけど、だけど、思い出してもきらきらしてたなーと思う。私はこのJr.コーナーも割と好き。関西らしいなって思って微笑ましいし、このファミリー感が関西らしさだなって思う。

 

Lovely Xmas

神ちゃんのお衣裳が可愛くて可愛くて、発狂しつつ「かわいい…っ!!!!!」て反射的に叫んだよね。ふわっふわの帽子にガウンみたいなコートで、マスコットみたい。かわいい。いますぐ連れて帰りたいかわいさ。それぞれらしさが光る白の衣装。

はじめメインステでゴンドラに乗って歌い、途中でセンステに移動。「いつの日か僕ら、思い出すだろう。初めて二人で歩いた今日の日を」って歌いながら歩いてく二人の姿は、きっと何度見てもぐっとくる。センステには内側から光る白いツリーみたいな円錐の照明が何個か置かれていて、はじめこそこれはクリスマスツリーなのかなって思ってたけど、二人が真ん中に立って舞台がせりあがると、今度はクリスマスケーキのデコレーションみたいにも見えて感動した。

上から降ってくる紙吹雪も、下からピンクの照明が当たって、雪にも桜の花びらにも見えて、幻想的だったなー。それこそアルバム買って聴いた時、春になる頃にやるにはこの曲はちょっと浮くのでは?と思ってたけど、この演出を見たら、十分春にもやれるなーと確信。

実はこの曲、最初きいたとき、あんまりピンとこなかったんだけど、今回のコンサートを見て、一番印象が化けた曲。自分の中でとってもスルメ曲。聴けば聴くほど、神ちゃんの伸びやかな声と、重岡君の金平糖みたいなスイートボイスが、お互いの声の良さをさらに高め合っていくことに気づかされるし、センステの真ん中で背中合わせに歌い踊るかみしげの姿は、たぶんJr.の頃から担当してる人たちには堪らない景色だったんじゃないかなと思った。

 

こんな曲作りました

C&Rがやってて超楽しい!! 公式にこっちみて!とかきゃー素敵!とか言えるの最高。

メインステでやるんだけど、曲の途中で二人で寝転がり上からのカメラに収まるシーンがあって、途中横向きに転がって向かい合うんだけど、24日1部では二人の距離が思いの外近すぎて、照史くんに続いて濵ちゃんがころんて横向いたら二人の頭がごっちんこ☆ めっちゃ痛そうでそのあとしばらく歌えてなくて、めっちゃ笑ってしまった。本人たちも額さすりながら笑ってた。

 

神八先生コーナー

「かわいい格好して……参戦服っていうんでしょ? 戦場にいくんじゃないんだから」

神八先生からの真実のお言葉に震えた。ってか参戦服って言葉をどこで…神八先生……。

あと、一発めえコンの時より、カツラのクオリティがあがりましたね、先生。

 

3.1415926535

センステにて。算数の授業をします、という前ふりあり。24日はテンションがあがってるのかなんなのか、フライングで歌い出すしげこた。はいじゃあ曲スタート、と神八先生も雑に曲振りw

学ランに黒縁眼鏡。教科書持って踊ります。わかってたけどC&Rがむちゃくちゃ早いw でも楽しい。しかし、次のツアーでは生き残らない予感がするので、C&Rやれてよかった。

 

粉もん

24日1部では「みなさんの練習の成果をみせてください」と、神八先生からお言葉を賜る。すごい揃ってた!公演前の熱気を思い出してまた勝手に感動してた。

 

ホルモン~関西に伝わりしダイアモンド~

アルバムを買ったその日から、大好きで大好きで大好きすぎてどうにかなりそうな曲。

この曲は絶対燃え尽きようって決めてたので、双眼鏡も覗かずにひたすら踊って声出した記憶しかない。バンカラ学ランのジャニストはかっこよかったけど、正直あんまり覚えてない!でもめちゃくちゃ楽しかったし燃え尽きたから悔いはない!!!!! だから途中で淳太君が消えたことにも気づかない!!!!

 

TAMER

メンバーのソロ曲に他のメンバーがバックについて踊るって、ジャニヲタやってたら一度は見たい夢のシーンだと思うんですよ。で、淳太君のこの曲聴いた時に、そうなったらいいなって思ってたんですよ。

――結論から言って、曲も演出も最高 of 最高。中間担のみんな!ハイタッチしよ……??

一人一人ポップアップで出てくるのにもう、震えた。で、出てきた後も、淳太君が鞭を振るうまで、全員微動だにしないの。か、かっこぃいいいいよぉおおおおお!!!!!(半狂乱)そんな6人をセンターで操ってるお淳太様、最高……!!!!

この時の、淳太君の後ろで半端ない気迫で踊ってる重岡君は必見。他担のみなさんも、一瞬でもいいのでぜひ! 重岡君以外のメンバーも、超キレキレで、俺たちの最年長を見ろ!最高だろ!!これが俺たちだ!!ジャニーズWESTだ!!!っていうそういう気持ちが見えるようなパフォーマンス。みんな淳太君が好きだよね。私も好きだよ!

 

Eternal

言うまでもなくかっこいい。24日は最後、大サビ前の照史くんのフェイクの声量が半端なくて震えた。照史君の喉は超合金で出来てるの…? ここまでさんざん歌って踊って、それでもまだ伸びていく衰えない声量。最高か。

 

ズンドコ パラダイス

踊る! 大好き! 会場も振りがすごい揃ってた!

 

マ・ル・モ・ウ・ケ

これを最後に持ってくるジャニストのセトリ、最高だしもう信頼しかない。期待通りで期待以上。ジャニストの心意気に感動して元気貰って、一週間たった今も私はこの日と変わらず超元気です!詳しくは後述にて。

 

 本編の感想は以上です。

 

 

人生は自分次第というメッセージ

今回、コンサートに初めて入って、改めて確信したのは、ジャニーズらしい爽やかな曲も、関西らしいお祭り感満載の曲も、ジャニーズらしからぬかっこよくてエロティックな曲も、何をやらせてもその楽曲の形にばちっとハマってくるジャニーズWESTは、私が思っていたよりずっとずっと正統派のアイドルだ、ということです。そして、私が彼らの曲を大好きだ、愛おしいと思うのは、一番彼ららしいともいえる、世間に浸透しやすい関西弁の曲において、彼らがその歌の中に一貫して「自分の人生を切り開いていけるのは、自分しかいない」という、人生の真理では、と思えるメッセージをぶつけてきてくれるところです。

あれだけ楽しそうで、はっちゃけまくってて、ふざけてるようにしか見えない瞬間もある、関西の気の良いイケメン集団なのに、どこかみんな歳より大人びて見えるのは、それなりに現実の酸いも甘いも経験してきたからでしょう。そして、7人でのデビューを文字通り、自分たちの意志で掴みとってみせたあの7人が歌うから、より深く心に響いてくる。私がホルモンという曲が大好きでたまらないのも、概ねそういう理由からです。

 

どんな道だって楽じゃない

スタミナがなけりゃ進めない

どんな事だって無駄じゃない

燃え上がれるかは自分次第

~中略~

どんな夢だって楽じゃない

焦れば危ない橋ばかり

どんな涙も無駄じゃない

塩気が笑顔の隠し味

「ホルモン~関西に伝わりしダイアモンド~」

 

あれだけ明るくてテンションアゲアゲの曲なのに、この歌詞を聴いてると不思議と笑いながら泣けるんですよね。素直に頑張ろうって思う。上手くいかない現実があっても、笑っていよう、大丈夫だって思える。

 

しみったれな日も 甘ったれな日も

笑ったれ 踊ったれ キンキラキンのキン

~中略~

ズッコケてもええねん 這い上がればええねん

歌ったれ 叫んだれ ピッカピカのピース

「ズンドコ パラダイス」

 

人の持つ弱さを認めてなお、それでええねん!大丈夫、と背中を押して笑顔にしてくれる、彼らの歌が大好きです。

そして「マ・ル・モ・ウ・ケ」ですよ。何と言っても。あのセリフにね、ジーンとこないはずがない。アイドルとして大正解すぎる。

 

つまずきそうな時、涙で景色が滲む時

あなたのジャニーズWEST、出番です。

 

こんなに全部を背負ってくれるアイドルがいたかなって。こんなにストレートに愛してくれるアイドルがいたかなって。欲しい言葉を欲しい時にパーンとド直球に投げてくれるのは、ジャニストの天性の才能とでも言うのか、どんだけ男気に溢れてるんだこの人たちはって思います。上の台詞のあとに、

客席 \盛り上がれんのか!?/

ジャニスト「俺ら次第や~!!」

というC&Rがありますが、初日はこのC&Rは逆だったとのこと。でもそれを今の形に変えてきたところに、ジャニストの俺らがやったる、俺らがてっぺんのその先へみんなを連れて行くという心意気と、ファンに迎合し過ぎない攻めの姿勢、そしてやっぱり、人生は、自分たちの道は自分たち次第、自分たちの手で切り開くもの、という強いメッセージを感じずにはいられません。

 

つまらないと思えば、人生は簡単につまらないものになります。楽しいをたくさん見つけて、幸せを幸せと気づくことが出来れば、人生はどんどん楽しく輝いていきます。当たり前だけど、言葉にすればとても簡単なように思えるこういうことが、実は本当に難しいのだと、私は日々痛感します。特にジャニヲタをやっていると、やれチケットが当たらない、やれ席が悪い、ファンサがもらえない、自分の人生にケチをつける要素なんて、いっぱい出てくると思うのです。でも、そんなのはとてももったいない。不運じみたことばかりあげつらって、せっかくの一度きりしかない時間を、勝手につまらないものになんかしたくない。だって私は幸せになりたくて、愛したくて、愛されたくて、アイドルを、ジャニーズを応援しているんだから。彼らがアイドルでいてくれる当たり前のような奇跡が、本当に嬉しいし、幸せで、届けてくれる言葉の全てが、かけがえのない宝物だと思います。綺麗ごとと誰かが切り捨てても、私は馬鹿みたいにそういうことを信じていたいです。彼らが笑ってくれるだけで、彼らの歌で、ダンスで、元気をもらえる、笑顔になれる。ああ、アイドルって、本当に尊い…。

 

Oh ピーカン ピーカン 日本晴れ

ワッショイ ワッショイ 祭りやで

なんやゆうても人生は

笑顔でいれたらマ・ル・モ・ウ・ケや!!

「マ・ル・モ・ウ・ケ」

 

本当に、人生はそれだけでマルモウケ!

掴め二度と離すな、というお淳太様の命令通り、私を捕まえたんだから、ジャニストには骨の髄まで食らい尽くしてほしいです。

前回エモさも手伝って、このコンサートを超えるコンサートはないかもしれない、と突っ走り過ぎたこと書いたんですが、一週間経った今となっては、あの日以上のすんごい景色のコンサートを、ジャニーズWESTはいつか必ずまた見せてくれるに違いないと思っています。出来る。ジャニストとジャニスト担なら、きっと出来る。

いつか、てっぺんのその先で、そんな景色を一緒に見る日を、心から楽しみにしています。