君たちと光の縁を歩く

一個下の記事はパリピポご紹介記事でしたが、こちらではパリピポツアーを見終えての今のWESTメンバーに関する独り言をつらつらと。

 

重岡君

淳太君には仮にもセンターなんやから、ステージの上ではふざけるのは我慢してほしい、と言われていた重岡君ですが、私はあんまりね、気にしたことがありません。ずっとふざけっ放しはダメだと思うけど、重岡君はやる時はちゃんとやるし、決める所はちゃんと決めるし、はしゃいでる重岡君と真剣な重岡君のギャップが好きっていう人もたくさんいると思うから、今は、今のままでいいんじゃないかなぁ。

本編の中で、SAKURAを歌ってる時に、重岡君の頬を大粒の汗がすっと流れるシーンがあって、それがまるで涙の様に見えて、それはとてもとても綺麗な光景で、ああ、こんな小さな偶然すら、奇跡の様に、まるでそうなることが必然の様に、貴方を彩る輝きの一片になるのか、と思いました。これから先も、あらゆる偶然が、きっと貴方の味方をするんだろうなって、そう何の疑いもなく思わせるくらい、センターにいる時の貴方は無敵です。重岡君、貴方はやっぱりジャニーズWEST不動のセンターです。また、貴方の魂がきらきらと燃えている瞬間を、この目で確かめに行きますね。


小瀧君

もっともっとやれるんじゃないか、と休みを返上して一人自主練したと教えてくれた時、いいぞいいぞ~って思いました。一発めぇの時はまだ高校生だった小瀧君も、学生ではなくなり、やっと集中して仕事に取り組めるようになったんだろうなと思います。一発めぇのドキュメンタリーの時「手抜きダンスって言われてますけど」っていうコメントもあったりして、そういうのにも密かに思うところはあったんだろうなとも思うし。学生じゃなくなった分、時間を使えるようになったわけで、すごく前向きに貪欲に進んでいってる小瀧君を、とても頼もしく思いました。

誰よりも汗だくで、かっこつけるとか、見せ方とか、そんなのは脇に置いて、とにかく全力でやりきるっていう気持ちが、オーラスでは殊更強く歌い方やダンスに出ていて、それが本当に本当にかっこよかった。もっともっとやれるよ。君の明日は無限大だぞ。

 

照史君

安定感。歌にしてもダンスにしても喋りにしても、WESTさんのパフォーマンスに一定の安定感とクォリティをもたらしている照史君の存在は大きいなと改めて思いました。

あと、物事を動かすときの最初の原動力って、すごい力が必要だと思ってて、照史君はグループの中でそういう初速を出すエネルギーを担ってるのかなあと。打ち合わせのシーンでも、今決めてしまおう、みたいな、ちょっとだらっとふわっとなってしまいそうなところで、パンとエネルギーを出して、停滞しそうな物事を前に推し進める力やセンスがある人だなと思っています。変化を厭わない人。それってすごく勇気のいることでもあるし、私とかは割とそういう役目からは逃げたい人なので、ただもうすごいなって憧れと尊敬と、でも寂しがり屋やったり傷つきやすかったり、どっか守ってあげたくなる可愛さもあって、興味が尽きません。淳太君と二人だと本当にいい顔するしね。シンメ厨の私の性癖ぐいぐい押してくるばどの関係性もすごく好き。

 

神ちゃん

ちょっとでも不安を持ってたら、それはお客さんに伝わってしまうから、自信を持ってやることが大事、と最後コメントしてた神ちゃん。初めてのこと挑戦する時でも、と締めくくられたその言葉に、胸がきゅっとなりました。夏から舞台を控えている神ちゃん。ジャニーズじゃない外部の舞台は初めてではないにしても、気心のしれたメンバーがいない中に身を投じる神ちゃんの現状と、この言葉が、すごくリンクしている気がして、勝手に切ない様な気持ちになっている自分がいます。勝手な期待と想像ですが、舞台を通じて、大なり小なり初めてのことにこれからがんがんぶち当たるであろう神ちゃんが、持ち前の負けん気とストイックさで、それを乗り越え、新しい武器を手にして、ジャニーズWESTをもっと大きくしてくれるのを、気が早いですが楽しみにしています。

 

流星君

前回の一発めの時と比べて、ドキュメンタリーの撮れ高が少ないような気がしていましたが、この時期ちょうど、相葉さんと月9やってたんだ!と思い出して納得。あまりその事に言及するシーンはありませんでしたが、かなりスケジュール的にタイトだったのでは。

流星君はメンバーのことにしても客席のファンのことにしても、よく見てるなと感心します。なんだろう、その鋭い観察眼は。天然エピソードに事欠かない流星君ですが、その観察眼は自分自身にもしっかり向いていて、自分が人からどういうキャラに見られているか、どういう自分を求められているかを察知するのに長けていて、でもだからといって、そうした意見に常に流されたりはしない、確固たるぶれない芯を持ってる人だと思います。俺は俺っていう芯の強さと、いいなと納得したものは素直に聞き入れられる柔軟性のバランスが本当に奇跡的。お顔の美しさも奇跡的。あと、流星君の笑顔って、心がフルオープンって感じがするんですよね、個人的に。心の距離がすごく近いというか、安心してこっちもさらけ出せるというか、そういう不思議な魅力がある気がします。

 

濵田さん

いつもさらっとぽろっと、この世の真理みたいなことを言う濵田さんがすごく好きです。舞台を見てからというもの、さらに好きが増したことは言うまでもなく、スタッフさんへの気遣い一つにしても、大人の男性だなっていうのを一番強く感じるのが濵田さんです。

あと、ダンスが大嫌い発言ね。苦手ではなく、嫌い。とても興味深いです。大嫌い発言の後、自分の足を叩きながら「くそっ、なんで……なんで……」と言っていたのがとても印象的でした。なんで、の後に続く言葉を推測するに、なんで思ったように動かないんだろう、という感じなのかな。理想のダンスと自分のダンスがぴったりハマってない、というような印象を受けました。

私もスローペースですがヨガを習っている経験と照らし合わせて考えるに、たとえば手を肩の高さにあげて、と言われて、自分では肩の高さと思っていても、鏡で見たら全然あがってないな、あるいは上げすぎだなということはよくあります。イメージと感覚と実際とが、恐ろしく違う。意外と人ってイメージ通りに体を使えないもの。なので、濵田さんもこう動かしたいのに動かせない体がもどかしいのかなと、それが転じてのダンス大嫌い発言かなと解釈。でもパリピポ中にちょっと好きになってきた、という発言もあり、うーん、わかんないな、というのが正直なところです、結局。

ただ、誰よりもかっこいいと思ってやってると言っていたパリピポの濵田さんと、今年市場三郎という舞台を終え、自信がつきましたと言えた今の濵田さんとでは自信の度合いが違うだろうし、その濵田さんが次のツアーで、あるいは作品で、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、それが楽しみでなりません。

 

淳太君

全部見終わった後に、真っ先にお疲れ様でしたという言葉をかけてあげたいと思いました。

達成感で泣きそうになった、というコメントにうっかり私も泣きそうでしたよ。

こう、発言にしても、パフォーマンスにしても、最年長という立場を感じさせない、いい意味でのがむしゃら感があるように思います。がむしゃらすぎて、時にひやっとする発言もあるにはあるんですが、まあ、それがデビュー3年目ってことかなとも思うし、時々力入り過ぎちゃって、もう少し、肩の力抜いてもいいんじゃない?と私なんかは思ってしまうんですが、淳太君を見てると、ああ、この人が歩いてるのは光の道の真ん中じゃなくて端っこなのかもしれない、と思う瞬間がよくあります。淳太君が立っている光の当たっているその場所は、実は舞台の端っこで、気を抜いたら突き落とされて終わり、だから本当はどこか怖くて堪らないというか、死に物狂いで頑張りつづけないといけないというようなある種の凄み、みたいなものを感じてしまって、それがアイドルの現実なのかなって、考えさせられたりもします。もっと高いところへ上がっていくために、ここから落ちてしまうんじゃないかという内側の恐怖心をぐっとこらえて、舞台の縁に立ち続ける人たち。もしかしたら、一歩下がれば、安全なのかもしれない。でもそれじゃあ当たる光は少なくなってしまう。もっと輝く為には、舞台の縁のぎりぎりに常に立っていなくちゃならない。気を抜くな。上に上がるんだ。もっともっと上に、という強い意志と、ファンの子を悦ばせたいという真っ直ぐな愛情を一番強く感じる淳太君。

そこから落っこちそうな時は絶対下から押し上げるから。だからそんなに怖がらなくて大丈夫だよって思います。なんだろうなあ、つまり肩の力を抜いてね、ってことなんかなあ、やっぱり笑。


 私はどうやら、自分が自覚するよりずっと、貴方たちのことが、大好きになっていたようです。

早く次のコンサートで会いましょう、WESTさん。