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彼は誰時に佇む君へ 〜24歳おめでとう〜

網膜を灼く空の青。陽炎に落ちた汗。遠ざかる夕立の匂い。真っ直ぐに天を仰いだ向日葵。火照った頬を撫でていく黄昏時の風。
どこを切り開いても、胸を掻き毟りたくなるような切なさが零れ落ちる、夏の終わりの記憶たち。私にとって重岡君は、その全部を詰め込んだみたいな人です。躍動し、花開き、この世を謳歌する生命の力強さと美しさで編み上げられたような体に、打ち上げ花火のように刹那の、それでいて絶対の煌めきを纏うアイドル。


もう過ぎ去った日々なのと、物分かりのいい顔をして、忘れていたあの頃を、忘れているつもりだったあの頃の気持ちを、重岡君はただそこにいるだけで私に思い起こさせる。
どうにもならない気がしていた、明日が来るのが怖かったこと。大人でもない子供でもない自分の無力さが許せなかったこと。それでもどうにでもなるような気がしていた。友達がいれば、今日が楽しければ、それでよかった日々。幼くて、馬鹿馬鹿しくて、時が経てば経つほどにどうしようもなく愛おしさが降り積もる記憶。
重岡君は、あの頃の私が欲しかった言葉を、きっと今だって欲しくて堪らない言葉と強さを携えて、私の世界に現れた。

失敗から学ぶこともあるし、自分がベストを尽くしたことなら、反省はしても後悔にはならへん。ヘコんだときに引き上げてくれるのは、未来の自分やで。d誌2015.05

常に自分をもっとよくしたい人、日々厳しさを増していく努力の人。重岡君の自分への厳しさに触れる度にいつも、背筋がピンと伸びる思いがする。
見過ごしてきた自分の弱さと、向き合わなくてはならない気持ちにさせてくれる。その勇気をくれる人。
届きそう。届かない。ずっと昔から知っていた気がするのに、全然君の本当なんて知らないまま。でもそれでいい。
少年のままの顔で笑った次の瞬間、全然知らない人みたいに大人びた顔で前を見据えていたりする。まるで、明け方の薄闇に浮かび上がる、君の姿に、いつだって目を凝らすような気持ちでいるよ。瞬きすることですら、いつだってもったいないと思うくらい。

もうすぐ映画「溺れるナイフ」が公開になれば、きっと、重岡君を知らなかった誰もが、彼は誰?と尋ねずにはいられなくなる。そんな予感がしています。
重岡君は、今はまだ、センターという立ち位置について深く何かを思わないのかもしれません。考えないようにしているのかもしれません。
でもきっと、遠からず、重岡君はセンターであること、その意味と向き合わなくてはならない日が来ると思います。そして、重岡君がセンターの自覚を持ってステージに立つ時、ジャニーズWESTはもっともっと強い輝きを放つと信じています。

朝陽が昇り、誰もが君の名を知る頃、また初めて会ったような顔で笑って、私の前を歩いていてください。

ジャニーズWEST、これからも7人で、力を合わせて、全力で突っ走っていきます。これからたくさん、つまづいたり、転んだり、することあると思います。泥まみれになるかと思いますけど、皆さんの前を、これからも歩き続けて、走り続けたいとおもいますんで、これからも僕たちに、ついてきてください。

いつだって、君の言葉を信じています。
君の前途は常に眩しく、険しさと、けれどそれに見合う、それ以上の、美しい景色との邂逅を約束されていると信じています。
重岡大毅君、24歳のお誕生日、本当におめでとうございます。