君の名は『希望』といま知った【24コン発売おめでとうございます】

ここで終わり、でいいのかもしれない、と思った日がある。それがいつかって言ったらそりゃあ1月24日のあの日で、2008年からジャニオタになって、8年経って、その8年の間にずっと、見たいと思っていた景色が、熱が、あの日目の前にあって、ああ、今日この日の為に私はジャニオタであり続けたのだと、今日この景色を見届けるための8年だったと本気で思って、そして、今日の日を超えてくれないと困るんだぜ、それはきっと君たちにしか出来ないんだぜジャニーズWEST、と彼らの躍進を確信した日でもあって。

 

淳太君が30になる前に、ドームに立ってほしいなあと、それにはもう時間があんまりないぞ急げ急げ!と密かに思っていたら、ファンクラブが出来て、そして9月27日のあの日、ドーム公演決定の一報を受けて、ああ、ついにこの日が来た、すごい思ってたより全然早い…!と驚いていたのはこっちサイドだけじゃなく、メンバーもそうで、「席が埋まるのか不安で空席の夢を見るジャニーズWEST」VS「チケットがとれるのか不安でしょうがないWEST担」という非常に面白い構図を見た3ヶ月。

ドキュメンタリーを見たら、彼らがどれだけ楽しみに、そして初めてに興奮し、少しの不安と緊張を抱えて、あの日あの場所にいたのか、それが全部、伝わってくるようで、私もあの日、はち切れんばかりの期待をもって、あの場所にいたことを思いだした。私はずっと、ジャニーズWESTを担当すると決めてからずっと、期待しか持ったことがない。君たちは私に不安なんて、心配なんて、一ミリも抱かせない。そこには絶対に幸福があると、期待以上の何かが、心を突き動かされる何かが、想像以上の騒がしさと楽しさが、瞼の裏に焼き付いて離れないほどの、眩しくて美しい世界が、剥き出しの感情をぶつけ合って起こる限りなく奇跡に近い瞬間が、必ずあると、私に確信させ続ける。

 

「絶対はないって言葉が、よく聞くじゃないですか…でもあると思うんすよね。だから絶対に、幸せな空間、時間を、作りたいとます」って、小瀧君が言った。ああ、この子の「絶対」は信じていい「絶対」だ、誰に何を言われても信じたい「絶対」だと思った。

好きだとか、かっこいいとか、可愛いとか、小瀧君に向かう気持ちは、その全部が当てはまるけど、でもどれもちょっと違うと思ってた。でも、やっとわかった。あなたは私の「希望」だった。

 

初日の挨拶で照史くんが言った。「生まれてきてよかった」って。私も同じ。生まれてきてよかった。この世界は、時に呆れるほど容赦なく過酷で、生まれた時からやれ不景気だ環境破壊だエネルギー問題だこの星はこのままいくと死ぬと言われ続けて、なんかしらんが大変な時代に生まれたんだってことだけずっと刷り込まれ続けて、人生ハードモードマジツラって、ジャニオタになってもさあ、色々あったし、これからも色々あるんだ。良い事も悪い事も、楽しいことも悔しいことも。でも、でもさあ、そういうの全部チャラになったし、これからも絶対チャラになるでしょ、わたし。この世界は、それでも生きていく価値がある。そう思った。忘れないよ。だってこんなに心をくれた。時間を超えて、空間を超えて、2016年の12月24日のあの日から、今日のわたしのところへ。なんで「ええじゃないか」みたいな明るい曲で、ぼっろぼろに泣いてんだって、それはそういうことだ。心がここに届いたから。希望はあると知ったから。

 

ここで終わり、でいいのかもしれない、と思った日があったけど、いま私は、もっとずっと貪欲に生きていきたいって思ってる。君と、君たちと、笑って泣いて笑って、笑って、そうやって、ずっと一緒に、生きていきたいと思ってる。

もし、ジャニーズWESTなんか変わった?って勝手に不安がる日が来たら「あっほやな!なーんも変わってへんで!」って叱ってよ。なんか遠いなって勘違いする日が来たら「こっち見ぃ!あほ!ここにずーっとおるで!!」って怒ってよ。そんでさあ、また、コンサートのその場所で、ドームのあの場所で、笑いながら生きてるーーーーー!って叫ぼうよ。

24から感謝を、そして希望を受け取ったよ、ありがとう。