拝啓 伊野尾慧様

それは仕方ない、事故みたいなものだから。


友人の言葉を借りれば、まさにこれは『事故』の一言に尽きる。

6月某日、私は大阪にいた。嵐のワクワク学校に参加する為だ。チケットは取れなかったが、友人から有り難いお声かけをいただき、喜び勇んで参加した。去年、デジコンに入れなかった私にとって、嵐の現場は2013年のLOVEコンオーラス以来だった。


イベントは順調に進んでいった。

その中で、翔さんから話を振られた後、流れからニノにイジられた子がいた。

この時のことを詳しく書くと、イベント自体のネタバレを含む為、詳細は省くが、ニノのイジリに対し、キャンと噛みついたその子のことが、私の中に何故か焼きついた。

その数秒の出来事の中、私が漠然と感じたのは「この子、頭の回転早いな」である。

地元に帰ってから、日常に忙殺されながらも、ふとよぎるのは、あの子のことばかり。

気づいたら検索窓に伊野尾慧の名を打ち込んでいた。

よくみたら、とてもかわいいお顔をしてらっしゃる。あーかわいい。やっぱかわいい。なにこの真っ白ふっくらなツヤ肌は。マシュマロで出来てんのか?(まがお)

何を考えているのか分からない不思議系。ふわふわした雰囲気を裏切る明治大建築科卒の高学歴。こんな奇跡みたいにかわいい顔立ちなのに見切れ王子。女子力高そうなのに、中身はよっぽど男らしい。そして、誰からも愛されておかしくないのに、高校時代は友達がいなかったというその、明るさの中に滲む一点の影。


ギャップがすごすぎて苦しくなった。これでもか、これでもかとツボを押され続け、息も絶え絶えになっていたところに、Mすて放送。

もう無理。もう自分を誤魔化せないという白旗を上げる心地でいま、このエントリーを書いている。


拝啓、伊野尾様。いや、いのちゃん。

まだ全然貴方のことを知らないけどでも、7年前、相葉担の坂を転がり落ちたように、伊野尾担とjump担の坂を転がり落ちる覚悟を決めました。

現在誠意、勉強中。今日から伊野尾担として、よろしくお願いします。